2016走り納め[経ヶ岬と天橋立]2

[2日目2016/11/13]

二日目朝は7:00前ぐらいに トントンと戸を叩かれて起床。

朝ごはんだった。

 

「あ!もうこんな時間か」

早起きできれば、もう一回海を散歩したかったので少し残念。結構疲れている様子である。でも、脚はそれなりにまだ元気。

 

特にゆっくりする必要もないのでちゃちゃっと朝ごはんと歯磨きを済ませて、旅館の支払いを済ませます。

 

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「忘れてた。お値段ヤバそうなこと…」

当主「¥15000ですねー」

よかった。豪華なカニ料理のコースだから覚悟してたけど結構安い。

→レシートを見ると¥17000?

当主「サービスしとくよ。自転車旅頑張って。」

同じ自転車乗りとはいえここまでしてくれるとは…!とにかく感謝でした

 

二日目のここからはひたすら地元の京都に向かって走ります。

…が、帰り道の途中で舞鶴鎮守府に行けたらいいなと考えていたが、それは時間との相談次第。

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とりあえず朝一の天橋立を満喫。

とても清々しいので写真撮るのがが止まらねぇ

その横で地元の方はフツーに通学路や、買い物道として通行してるw

もったいない意味で「住めば都」だなw

 

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欲を言えば何か一つでもお土産が欲しかったとこだが、やっぱり朝市なのでどこもまだ閉まっている。

宮津市を後にして舞鶴市に向かいます。

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帰り道はというと早速風が強い。前に進まない。

しかも道間違えて半島をぐるりと一周して、ヤバそうな山道を走るハメに。

アーダコーダ言いながら舞鶴のとれとれセンターについたのは10:00前でした。

ここで補給のおにぎりを食べながら、ここまで来たのだから舞鶴鎮守府に行こうかどうかを考えた。

 

時間が微妙。舞鶴から京都は4時間ほどなのでここで寄り道し+昨日の疲れで疲弊した脚を考えると京都までざっくり5時間はかかる。

舞鶴鎮守府に寄り道したいのなら、どう考えても天橋立で遊び過ぎたw

 

だが行くか

 

どうせ何もお土産買ってないのだから寄れるとこはトコトン寄っていく。

もう何回も行ってるから、道のライン取りはスピーディーに

 

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とれとれセンターから舞鶴鎮守府は20分ほどで到着。

この日は結構船が停泊してました。

 

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護衛艦130まつゆき

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護衛艦151あさぎり

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何か改造中のイージス艦177あたご

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ミサイル艇232せんだい

 

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ミサイル艇828うみたかと奥に同じようなヤツ

 全体的にミサイル艇が多めでした。

前回来たときは232せんだいが呉から舞鶴に引っ越ししたということで覚えていたけど、ミサイルの時代ですか。果たして出番はあるのかねぇ…

 

めちゃくちゃカレーやら何やら買いたかったけど、荷物も重たいのでお土産はガマンして昼前に切り上げることに。

 

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帰り道はというと、幸い強かった風も弱くなってました。

「ありがとう丹後半島、そして若狭湾、多分また来るぜ。」

ダイナミックな半島の自然の中をたくさん走った。感じた。写真も撮った。

あとは地元京都まで帰るのみ。

距離は100キロ。ゆっくり目に行こう。

 

休憩は寄れる道の駅すべてに止まって、こまめに補給します。

いつもロングライドの終盤で補給を怠りガス欠状態になるのは悪い癖だ。

一回目の休憩は和知の道の駅

二回目は10キロだけ走って抹茶ラテよろしく京丹波の道の駅

三回目は亀岡のガレリア亀岡

 

やっぱり帰り道は早く感じるものです。

最後の峠。地元に最も近い山、老いノ坂峠を登り切り、下ったら京都だ!というとこでトラブル発生。

「チェーンリングが…回らねぇ!」

しかも下りで時速40キロ。ピンチでしたが、安全に走ることと、トラブル対処に全力で対応して変速を後段軽めにすることで何とかチェーンリングが回るように。

 

何とか峠を下りきり、止まって確認するとスプロケットのリングナットが緩んでました。

 

「帰ったら修理だな」

事実、ねじの山がつぶれかけて、滑り止めもヘタってたので次回のメンテで発注します。

 

17:00前には帰宅。結構疲れてるはずなのに、充実感がそれを麻痺させてました。

全走行距離は344キロ。獲得高度5473m。平均時速は25.3km/h

でした。

https://www.strava.com/activities/773891878

最後に、道中出会って会話をした方や、民宿旅館「川尻」の方に感謝を。

2016走り納め[経ヶ岬と天橋立]

「そうだ、経ヶ岬。行こう」

決まってしまった。
自分に決定した。
前から仕事で「石川県の取引がある会社の応援研修に人を出す必要がある」
と小耳に挟んでいたとはいえ、まさかそれが自分だったとは…!

そして、その期間11月21日から3月31日
ということで前の週は引っ越しでバタバタするから11/12.13の週末が事実上2016地元で過ごす最後の週末になったのです。

「コリャ…走り納めしないとな」
と言うことでロングライドしようと決意。
そして目的地の選んだのが近畿最北端の経ヶ岬

実はバイクツーリングで一回行ったことがあるのですがあまり天気に恵まれず良い思い出はなかったりします。

自転車乗り何故か○○最北端とか最南端とかが大好きなので、行こうと決めたらもう自然の脅威しか止められません。

そんなわけで残り1週間、経ヶ岬制覇のための遅すぎるプランニングが始まりました。

宿泊?キャンプ?

そりゃキャンプの方が面白いし、安上がりだぜ。
しかしながらオカンやオヤジからピクッと来る情報が。
カニはウマイぞとのこと。

学生の時も今でもジリ貧サイクリングを楽しんでいた自分にとっては
素泊まりの旅館でさえ贅沢だと思ってしまう。
なので、カニ料理付の宿泊なんて勿体な過ぎる

でも長期出張で手当てはたくさん付くので、料理付の宿泊でサイクリングするプランで考えてみる事にしました。

まずは経ヶ岬までのルート。
京都の家から舞鶴まではジャスト100キロ
そこから宮津市天橋立が+35キロ
そして経ヶ岬までが+30キロ
合計165キロ
往復で330キロ。
死ぬ気で強行すれば行けるんだろうけど、11月なので却下。
経ヶ岬から天橋立まで戻れば200キロ。
あそこなら旅館も多い、そこで一泊。
これで行こう

「たまにはドカーンと贅沢しようぜ」
と言うことでgoogle mapで民宿を探すことに。

ほぼ壊滅的に予約サイトは満室…
「き、聞いてみなきゃわからねぇよ」(焦)
と出発前日まで旅館が予約できてない状態で、電話しても予約とれないなら今回は諦めましょうと思って電話した結果…
女将「あー空いてますよ」

マジか…w
女将「で、お料理は?」
ギルスパ「い、¥16000ぐらいですかねぇ…」

しまった。つい動揺して財布の全財産申告してしまった…
女将「はいはい。じゃ用意しときます」

というわけで、あっさり旅のスケジュールが決定したのでした。
ちなみに天気は晴れ。これは良い旅になるぞ。

一日目[2016/11/12]

時間を逆算すると、舞鶴までは4時間の実績がある。そこから70キロ離れた経ヶ岬+天橋立に戻る30キロでまた4時間。

チェックイン夕方に済ませることを考えると朝4:00には出発したいところ。

というわけで3:30起床。
眠い+寒い。

眠気覚ましに1st峠老ノ坂を下り、亀岡に突入したら事件発生。
霧が尋常じゃなくヤバイ。ハンドル回りも水滴が…f:id:xvth477:20161120171716j:plain

濃霧ライドは初めての現象ですが、カバンに詰めたタオルをジャケットに突っ込んで、走りながら定期的に拭く対策をしました。

ウェアーがヅブ濡れになったら体温が奪われると判断したからです。

しかし、ここで追い討ち。
丹波突入したあたりから気温が下がりまくり上半身の力が入らない事件発生。

観音峠を下り道の駅にストップ。
気温をチェックすると3.9℃、さらに濃霧。

「ガチの冬ウェア要るじゃねーか」
と呟き、自販機の抹茶ラテ飲みつつフリースをジャケット下に装備。
色々積んでおいて良かった。

10キロほど走り、も一回道の駅にIN
家で作ったおにぎりを食べて補給。

そこで出会った釣りのオッサンと仲良くなれました。

その後は濃霧が続きつつも気温は上がり、京丹波町綾部市を通過し舞鶴市に突入しました。
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予定通り4時間で到着。既に日も上がり明るく、暖かく、走りやすくなってました。
とれとれセンターで休憩をしてまずは補給。
そして、30キロ先の宮津市天橋立に向かいます。
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「海だ!」
やっぱり海は好きです。ついつい自転車を停めて写真撮影をしてしまいます。
キレイに写真が撮れるデジカメを買って良かった。
そのうち経ヶ岬まで続いてる178号線はこのような海岸沿いの道が続きます。
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この時は特にキツい風もなく快適に進み、70分程で宮津市に突入。
そして天橋立が見えてきます。
初日の目的地は経ヶ岬ですが…
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「ムリw天橋立を前に素通り出来るわけないじゃん」
ガッツリ満喫してしまいました。

土日なのでツアーや観光客が多くいました。
天橋立の北側に出ると再び178号線に出るのですが、直感的に「とある危機感」を感じました。
それは「この先食べ物が売ってるコンビニ等がない」ということ。

直感を信じて見かけたスーパーマーケットで補給じゃなくてしっかり食べてパン等も購入。
ゆっくり走って消化しながら33キロ先の経ヶ岬を目指します。
道は海岸沿いを離れて山へ。ショートカットしつつ、それなりにアップダウンが続きます。
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走ること1時間。再び海に出ます。
「スゴいぜ。若狭湾は…」
かつて四国一週で感じたように最北端が近づくにつれて大自然のダイナミックさが増してくることを感じます。
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トイレだけがある小屋を発見。大きな岩を削り出したみたいな構造で登れる。
そこからの風景がとても素晴らしかったので写真撮影。実は写真にもう経ヶ岬灯台が写っていたりします。
ここからは15分ほどで近畿最北端、経ヶ岬に到着
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「ここが近畿最北端だぜ…!」
自転車に乗って来たので涼しい風が吹き抜け、海は透き通るように蒼くて本当に来て良かったと思えました。
予想していたとはいえコンビニがここまで一店舗もなかったので、スーパで買っておいた総菜パンを3個食べながら海を見て1時間ほど黄昏ました。

時刻が13:00ぐらいになってから宿泊の予約をしていた天橋立北側に戻ります。
ルートは行きと同じです。
宿のチェックインは基本的に16:00からなのでゆっくりめに走り、経ヶ岬を後にします。
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「うお!?サルw」
その辺に野生の猿かよ…
さすがだぜ、やっぱすげぇよ。若狭湾
仲良しそうで何より。ガソリンエンジン付きの乗り物に気を付けるんやで

この時点で初日は180キロ近く走っていたのでそれなりに脚がヘタっていました。
それでも90分ほどでお昼ご飯を食べたスーパーの近くに戻ってきました。
「さてさて、今夜の宿はどこかね?」
グーグルマップで調べてみるとスーパーのウラでしたw
「何だよすぐそこかよw」

時刻は15:00でチェックインまでまだまだ時間があり、何をしようか考えるとだいたい天橋立関連しか思いつかないので、
行動としては旅館にチェックインせずロードバイクを置かせてもらう交渉をしました。
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OKもらえたのでロードバイク施錠。着替える。で、ケーブルカーで山に登り、高いとこから天橋立を見ることができる笠松公園へ行くことに。
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上からの景色。
「これが天橋立…この景色も見たかったんだ」
ケーブルカー往復¥660+コーヒー¥150でも旅の思い出はプライスレス。
少し時間が遅くて夕暮れの景色ですが、これも良い。
公園の展望台閉館時間17:00いっぱいまで黄昏て、笠松公園を出ました。
この日は土曜日。ということはアニメ「ろんぐらいだぁす!」があるので見なければ。いつも通りお酒を飲んで観たかったのでスーパーに立ち寄り焼酎とおやつを購入。
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旅館。かなり良い。
ほんとは先にお風呂したかったのですが、料理がそろそろということで待機することに。
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そして…カニ料理が届きます。
「え?マジ?」
実は旅館の予約内容は電話でテキトーに済ませたのでいくらのプランなど全く把握していなかったのでまさかのカニたくさんのコースだとは思っていませんでした。※しかも一人一部屋です
「こんな贅沢していいいのかな?」とか「カニの身とるの難ぇー」とか「カニオイシー」とかいろんな思考が混ざりつつ、おかわりしまくって満腹に。

お風呂に行くと外国人の親子が露天風呂でわいわいしてました。
部屋でゆっくりしてると旅館の当主がやってきて大量の(でも見たことない)PowerGel系のフードを持ってきてくれました。
なんでも頭首もロードレーサーというでとても仲良くなれました。
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お腹いっぱいで散歩しつつ、少し夜の天橋立をバックに写真をパシャリ。
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アニメ「ろんぐらいだぁす!」をお酒を飲みながらツイッターで実況して、途中から記憶が飛んで、バタンと寝ました。
一日目は197キロ走りました。

2日目に続く

海上自衛隊舞鶴サマーフェスタ2016

  • [つまり、舞鶴鎮守府フェスタということで良いんだよな]

事の始まりは「海上自衛隊舞鶴サマーフェスタ2016」当日の2か月以上前に遡る。

いつも通り仕事が終わり、電車でツイッターを見ていると、舞鶴で連日お祭り騒ぎなのだという情報が。

一つは「艦これ」のオンリー販売会。[2日目]

二つ目は海上自衛隊のいわゆる観艦式的なヤツ[1日目]

三つ目は町おこしグルメ

四つ目はまさかの赤煉瓦倉庫のプロジェクションマッピング

海好きでかつ、京都に住んでる自分としては「見逃せねぇ」ということで必ず行こうと決心しました。

さらにはサイクリングシーズンということで、「夏キャンプを兼ねて自転車にテントを積んでいくぜー!」と気合入れてました。

  • [少し頭を冷やした一週間前]

当日およびその週末は曇りのち雨でした(怒)

フツーに考えても京都の夏は暑いので自転車及びキャンプは却下。

従って、ツイッターのほうでは知られていない愛車のオートバイ「Kawasaki er-6n]で行くことにしました。※写真は関西国際空港で撮影

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  • [サマーフェスタ]

さすがオートバイ。しかも650ccの大型バイク。速ぇ…

下道で京都から舞鶴鎮守府までは1時間ちょっとで着けました。

自転車ならざっくり5時間はかかるところなのですが…

赤煉レンガ倉庫の駐車場にはすでにたくさんのクルマが。天気もこの時点では晴れていて、お客さんも多く、賑わっていました。自分としても朝からワクワクしていました。

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早速この日のために停泊してくれている艦艇に視察しました。

目玉は何といっても潜水艦。普段の舞鶴鎮守府では見られないので期待。

 

「おぉましゅう、元気かね?」舞鶴ではいつも暇そうに停泊している補給艦です。

でも熊本震災の時は物資の調達に活躍したみたいです。

おそらくこの日一番大きな船でした。艦上見学は…できませんでした。

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潜水艦はけっこう人が並んでいたので、いまだに太平洋戦争時の残りの機雷を処分するための「掃海艇」「すがしま」を見学させてもらいました。

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ご覧の通り結構な盛況です。結構高い。次に艦橋内部へ。

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個人的に一番目を引いたのはレーダーやら無線機といった電装装備。

アマチュア4級ではありますが無線機の免許を持っていますので、ドでかいアンテナを見て「これ出力何ワットなんだ?」と疑問に思い、自衛官に聞いてみました。

…非公開でした(当たり前だろw)レーダーに映っている影は舞鶴港の見取り図。

「レーダーなんて一般ピープルは使わねぇからわからねぇよ」→教えてくれました。

表示高度を下げる操作を実演してくれました。すると船の前方に見える小さい港巡り船の影をレーダーが捉えていて感動しました。

写真は撮ってないですが、室内には文字付の写真が飾ってあり、「どんなにハイテクでも武器は意志を持たない」(教訓かな?)と書いてありカッコよかったです。

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船の外へ。写真3枚目に物騒なものがありますが、機雷を処分するための機銃。

普段は安全な場所まで引っ張って、潜水士が起爆装置的なものを取り付けて処分するらしいです。

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外に出ると音楽隊のコンサートが。美味しい屋台の出店もたくさんありました。

次はいよいよ潜水艦へ。

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潜水艦「あさしお」現役引退で解体予定だそうです。初めて動く潜水艦に立つことができて感動しました。海に停泊しているところを見ると、やはりクジラにしか見えない。

順番を待っていると、てっぺんから潜望鏡が展開されたり羽根みたいなのがバタバタ動いたりしてました。

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よくわからないフタやらがたくさん。わかるのは人の出入り口ぐらいでしょうかw

さすがに撮影NGな部位が多かったので写真はこれだけ。

「ん?」と目を引くのは、電話が船の上にあること。「無線機使えば?」と思って近くの自衛官に聞いてみると、潜水艦は隠密重視なので中からは電波が届かないつくりになっているそうです。だから停泊中の連絡はすべて艦上に電話を引っ張り出して行うみたいです。これには驚きました。

 

船は一通り見たので赤レンガ倉庫へ。太平洋戦争時の貴重な品物や写真が展示されていました。

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戦艦陸奥の錨鎖は実物を手に取って見ることができました。

超重かったです。(10キロぐらい?)その他、ポスターやら新聞やら記念品やらガチャガチャしたものがたくさん展示していました

(※多くて、あまりにもマニアックなので写真は撮っていません)

この日は夜の赤レンガ倉庫のプロジェクションマッピングを見る予定で、まだまだ時間があったので、ロケ地を変更。第23航空隊のほうにバスで向かうことにしました。

  • [ 第23航空隊見学]

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格納庫です。高くて広い!

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屋外では自衛隊ガンシップやら追跡専門のヤツやら、ヘリコプターが展示されていました。格納庫ではローターの展開実演がされていました。

このヘリコプター、実はあの「いずも」にも載っているんだとか。

大体10分ぐらいで展開完了し、飛べるのですから画期的です。

そして一日の最後にはヘリコプターの飛行でもショーがありました

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動画も有りますが、うるさいし風は台風みたいだし、とにかくバリバリでした。

(※うまく言語化できません)

 その後航空隊も海上自衛隊も全てのスケジュールが終了し、サマーフェスは終了しました。

ここまでの感想としては何といっても潜水艦に立つことができて本当に楽しかった。

また、普段の舞鶴鎮守府ならば良くて艦船に入ることができる程ですが、この日はすべての船に見学することができた。同時に自衛官の方に質問をすることでウンチクを聞くことができたのでとてもいい機会になったと思いました。

本来は見学する予定がなかった「第23航空隊」も最終的には充実していた。空を飛ぶ乗り物自体あまり近くで見ることがない我々にとって説明と実演をすることで国を守るための組織について理解を深めることもできたと思います。

6時過ぎになりお腹も減ってきたのでとれとれセンターに行くことにしました。

そこで「サーモン明太丼」をオーダー。スゴイ具の量でした。

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 パパッと済ませて赤レンガに戻ります。日没後、周りは薄暗くなりプロジェクションマッピングの設置は完了してました。テレビ局の取材班などもスタンバっており結構見物人も集まっておりました。

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このように倉庫の2階の窓に投光器を設置して赤レンガ倉庫で囲まれた壁すべてに絵が映し出される新しいタイプの演出でした。人が多いとは言っても普通に歩きながら見れる感じで快適でした。1回の上映は15分ほどです。

見たことがある他のプロジェクションマッピングというと、ゴールデンウィークに姫路城でたまたま見かけたのですが花火大会顔負けの混雑具合でまともに見ることができませんでした。

そういうこともあり、この日にプロジェクションマッピングも見ることができて良かったです。

  • [帰り道と次の日]

バイクで来ていたのですが、夜中になり連休とはいえ高速道路を使わなくても道が空いていると判断して27号線と9号線で帰ることにしました。

ところがドッコイ、真夏でも山間部はとても冷え込む上に外灯が全くないのでいつも以上に運転に集中しなければいけないのでドップリ疲れました。

(※朝から夜まで外出していたこともあったので)

さらに艦これのオンリー販売会当日は朝からしっかり雨でしたので「もういいだろ~」と諦めました。

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それでも前日の充実感はこのブログを書いている10月現在でもしっかり覚えているのであまり後悔はしていません。海は好きだし、若狭湾は海も山もキレイでした。

可能であれば来年もまた行きたいと思います。

2015走り納め[四国一周]

  • 「そうだ、四国。行こう」

2015走り納めということで四国一周自転車旅してきました。

なんでこんなこと思いついたのかわからないですが、きっかけに理由なんて必要ないし、面白そうだから出発1か月前ぐらいからひそかに計画してました。

目標は岬を制覇する事。
まず淡路島を繋ぐ鳴子公園
室戸岬[1日目]
最南端の足摺岬[2日目]
西は佐田岬[3日目]

そして香川県の高松へ[4日目]

を目標に基本的には寝泊まりはキャンプor野宿です。

  • [1日目]

神戸三宮から深夜便のフェリーで高松まで輪行して早朝6:00にスタートしました。

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写真には写ってないですが、自転車やバイクには「高松行き」or「小豆島行き」のプラカードを掲げます。圧倒的重装備のロードバイクかつ「高松行き」なんて人は自分だけでしたw。

フェリーは初めてで行きはあまり寝れませんでした。

夜が明ける前に到着しスタンバイして、いよいよ四国一周がスタート。

「また4日後に帰ってくるぜ!」と自信満々につぶやいてました。

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夜が明けるころにはすでに徳島県に突入。

明るくなり海が見えてくるとテンションが上がり、自転車旅らしく海風を感じることができました(※年末で寒い訳ですがw)

「鳴子スカイライン」を走っていつもお世話になっているポカリスエットでおなじみ大塚製薬がある鳴子公園付近に到着。

都会というか建物が多く、あまり四国の端という感じではなかったです。

鳴子を後にし室戸岬へ向かいます。

道中ローソンの中にうどん屋さんが兼業でやってるトコがあって、うどん推しなトコだなと感じました。なんと「うどん大」+「エビ天(デカイ)」で280円!

他にも「道の駅」には足湯があり、逃さず休憩。自転車旅充実してます。

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1日目の目標である「室戸岬」が100キロ圏内に入ってくると、道の標識にも室戸岬と書いてあり、一歩づつでも確実に進んでると実感します。

山道が続き、走り続けると再び海が見えてきました。走るたびに自然の風景がダイナミックになってくるのがわかりました。

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ここでゼリウス、4000キロ突破。まだまだこれから。

さらに大きな夫婦岩があったので記念撮影

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室戸岬は年末にしては暖かく、走りやすいのが印象的でした。

日が沈み始めてきたので寝ることを考える必要が出てきて、とりあえずお風呂。

海の底にミネラルたっぷり(らしい)な「海洋深層水」のお風呂があり入りました。

 

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お風呂代300円w安過ぎます。

夕日がほぼ沈みかけているものの室戸岬に到着せず、焦りましたがなんとか

1日目の目標[室戸岬]に到着。

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初日は室戸岬の先にある道の駅まで進んででキャンプしました。
ちゃんとお湯沸かす装備もあるのでキャンプは充実感あり。

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この日は209キロ走りました。

  • [2日目]

朝まで爆睡。起きてテントの撤収後に高知へ向かいます。
その途中で室戸岬から日の出が見えてキレイだったので写真をパシャリ。

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高知までは平地。西へ進み、太陽は後方にあるので景色がとてもキレイで気持ちよかったです

(※年末で寒い訳ですがw

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午前中に県庁に到着。ここも徳島県同様ものすごく都会!

人が多い、ビルが高い!信号が多い!!とにかくキャンプしたとことは別世界で過疎化の差がデカいと感じました(旅で2回目)

ついでに高知城前へ寄りました。じっくり観光する余裕は…無かったです。

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次はいよいよ最南端の足摺岬へ。

そこからというもの、「七子峠」という山道を100キロ以上走り、キャンプ装備20キロを担いでたので相当分体力を消耗しつつ、山道を走ります。

そもそもGoogleMAPによる最短距離を採用することがミスで、距離が長くなっても海岸沿いを走るべきでした。

※写真でわかりずらいですが、山の谷が続いた先に太平洋が広がる絶景です。

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お昼過ぎになっても山道なのでコンビニが無くまともに休憩できず危険でしたが、

峠を下る途中、食堂があったので逃さずIN。

36時間ずっとカロリーメイト的なものしか食べてないかったので鏡で顔を見ると目が赤い、顔色悪いでヤバかったです。

ンでもって焼肉定食は泣きそうになるくらい美味しかったです。

その後内陸部を西へ進み続けて何とか四万十市まで進みました。

やっぱり海が見えると開放感があってリラックスできます。

ところで何度も海に出るたびテンションが上がるあたり、「自分は海が好きなんだろうなぁ」と思いました。

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※幡多十景?知らんし、コンプしようとも思わない。でも写真は撮るw

夕方になり、2日目目標の足摺岬に到着できないと判断。

急きょお風呂屋さんと道の駅を探します。

「四万十癒しのさと」というとこでお風呂に入りました。すでに日没後で暗く、有名な四万十川を堪能できなかったのは惜しいですがキャンプを優先。

この「四万十癒しの里」は泊まることもできましたが、一泊10000円以上と結構ええとこらしいので却下。

道の駅は遠く、寝泊まりするとこを探してましたが、結局近くの駐車場でキャンプしました。

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2日目は約197キロ走りました。

  • [3日目] 

朝まで爆睡…したかったのですが、西のせいなのか風が強すぎる!寒すぎる!!

走ってる方が温かい。ということで早めに出発しました。

(※AM4:00でほとんど寝てない…)
足摺岬までは四国全体共通ですが、細かいアップダウンが続き体力を使います。

なので平坦な海沿いのコースを選びました。
しかしガードレールがなく、片側は海、反対側は崖というコースが暗くて多分イチバン怖かったです(笑)。


出発が早いので日の出前に到着。日の出をバックに写真をパシャリ。

ジョン万次郎の石像もありました。目標より少し遅れての到着でしたが、これはこれで良かったと思います。

こんなトコまで自転車で来てるヤツはさすがに自分しかいませんでしたw

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「これが四国の最南端だぜ」ってカッコつけて次なる目標、最西端の「佐田岬」を目指して走りだそうとしましたが…


ここで問題発生。左アキレス腱が痛くなってきて尋常でなくなってきたので、リタイアを決断。
電車駅は60キロ先の宿毛駅(すくも)です。

もうここからは足の痛さと真冬の自然の脅威と両方を相手にして走ってたので写真を撮る余裕はなく、必死でした。
いつもは50キロぐらいあっという間なのですが果てしなく感じました。
最終的にはビンディングペダル右足だけで10キロ走り何とか宿毛駅に到着。

この自転車旅はここまでとなります。
フェリー乗り場の高松まで¥8550ですが、野宿だから財布に余裕がありました(笑)

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その帰りの電車は自分が2日と半日、約60時間かけて走ってきた道のりを辿るわけですが、Nano - Our Storyを聞いていたらジーンときました。

注※蒼き鋼のアルペジオのファン

高知駅で乗り継ぎ、電車は四国のど真ん中をショートカットし一気に高松へ。

「よくこんなとこに線路やら道やらつくったな」

とつぶやきつつ四国の広さ、山の険しさを痛感。

というのも、ここまで走ってきた道のりを電車はわずか5時間で到着。

高松に到着したものの、神戸までのフェリーは帰りも深夜便です。

晩御飯を食べたいところで、「せっかく”うどん県”に来たんだからうどんを食べよう」と思いきやほとんどのうどん屋さんはお昼で終了w

結局のところ牛丼屋にIN。特盛のキムチ丼+豚汁+冷奴+サラダ+お替りのチーズ丼並

めちゃくちゃ食べました。

 

イオンで雑誌を2部買ってフェリー乗り場で待機。

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ここで刺客到来。後ろから蒼き鋼のアルペジオテーマ曲「Blue Field」が流れてくるではありませんか。正体はjubeat

さんざん聞かされた挙句チュートリアルからプレイ。

帰りのフェリーはブリッジで真っ暗な瀬戸内海に光る明石海峡大橋を遠くに見ながら自販機で買ったアイスを食べながら黄昏ました。

その後、爆睡。

ほぼ始発の電車で三ノ宮駅から地元まで輪行

年末なので飲み明かして終電を逃した難民たちとともに帰宅。

 

3日目道中でサイコンのバッテリー切れで参考にならないですが、アキレス腱逝きつつ77キロ走りました。

走行距離は総合で486キロ、平均にして21.8キロ。これにて四国一周リタイヤです。

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結果は結果です。でも全て自分のためになる旅でした。
はじめてのキャンプが真冬でしたのでかなりの経験になり、ここまで長距離を走れる機会はとても有意義だったと思います。
超長距離走ると自分の弱いところが躊躇にわかるものです。

いつになるのかわからないですが、「必ず四国一周のコンテニューをするぞ」

と決心しました。

 

このブログについて

[目的]

このブログでは、おもに自転車旅であったり、プラモデル製作といった趣味を

SNS(Twitter)で書き留めきれない記事について、まとめるために立ち上げた。

 

基本的には日記のような感じで書き留めていく。

まずはPC内に大量にため込んである過去の写真をまとめるために

自分の中では大きなチャレンジだった案件を振り返りつつ記事をまとめようかと。

[今後について]

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1:2015年末 ロードバイク四国一周旅

2:2016舞鶴鎮守府サマーフェスタ