2017GW旅行企画[能登半島1周]その1
- そうだ、能登。行こう
2017年、5月のゴールデンウィーク企画ということで能登半島1周自転車旅してきました。
なぜ能登半島なのかというと、仕事の長期出張ということで4か月金沢に住んでて、
興味が出たから。それだけ。
このブログでも[ロードオブホクリクライドシリーズ]ということで、金沢を拠点とした、日帰りサイクリングをちょこちょこ行って、そのシメということで半島一周。
目標は半島の最北端、最果ての地「狼煙」にある禄剛崎を制覇すること。
お泊りは大型連休ということで初めから宿泊は諦めてキャンプです。
- [0日目]
会社の本社に呼ばれたギルスパ。
理由はその石川県の長期出張の報告会。常務、専務、人事課長と結構なお偉いさん揃いの中で報告会するのは緊張しました。
…でその後、お食事会ということなのですが、時間は結構な深夜に。
おまけに帰りの電車は人身事故で止まる。結局JRに乗り換えて、終電の時間に…
京都から金沢へ輪行する予定でサンダーバードの始発は逃せない。
こんなことしてる場合じゃ…
ここで次の日(厳密には当日)の金沢までの乗車券と特急券を購入。
明日起きれたらイイネ(白目)
- [1日目]
時間ぎりぎりまで寝て、強制起床。
すぐ出発します。
そして帰省ラッシュの特急サンダーバード、満員電車、発射オーライ!
慣れたものですが輪行で2~3時間立ちっぱなしは楽勝です。
前のアンちゃんも立ってましたが限界感じて座り込む。
人事課長にお礼のメールを打っていたら金沢に到着しました。
ノープラン、低予算
ワクワクして仕方ない。
能登半島サイクリング行ってきます!
ところで、ボトルの中身は輪行を楽にするため、空っぽ。
補給食も何も買ってなかったので一人暮らしでお世話になった「大阪屋ショップ」に寄りました。
聞き覚えのある店内のスーパーの歌を聴いて
「こんな歌あったなw」と。スーパーの歌が頭に流れやすいのなんででしょうね?
水、おにぎりやコロッケ、パンを購入。
※のちにテーマソングが頭から離れないサマにw
半島は時計回りに攻略するので、まずは羽咋市を目指します。
ルートは海から少し内陸側の道もしくは[のと里山海道]に申し訳程度に設営されたサイクリング道。
海だ!
のと里山海道のサイクリング道をゆくと海を見ながら走ることができます。
しかしながら、何度も車道をくぐったり、細かいアップダウンが続いたり、そもそも車幅が狭くてわかりずらいなど、とにかく走りにくい。
高速巡行するため平行されて北上する159号線で羽咋市まで進みます。
正直退屈でした。でもじっくり走りながら荷物を車載する分とバックパックにしまう分を最適化できました。
そのまま沖縄や淡路島のような、風車のある景色を走り続けると、自然が生んだパワースポット「巌門洞窟」に到着。
ちょっくら寄り道してみました。
これは…!
今なお変化しているような岩や洞窟が見ることができます。
北陸には福井県の東尋坊も含めて変わった形の海岸が多くて楽しい。
アイスクリームを食べて休憩し、次は輪島市を目指します。
その道中にもB級スポットがちらほら。まぁ寄ってないけど看板写真だけ。
とにかく輪島市へ…目指していたのですが、またまたパワー(?)スポット
「義経の船隠し」です。
ガンダムとかでこういう場所に隠れるのあった気がする。
相変わらず面白い形の海岸が多い。
北陸の天候や風土はかなり特徴があるのだろうか?
16:00になったら、輪島市にようやく突入。
いろんなとこを寄り道していたので意外と遅めの突入でした。
ようやく自分が好きな風景に出会うことができた。
…と、ここまで来ると、海岸の風景がだんだんダイナミックになってきてサイクリングが楽しくなってきます。
輪島市の市街地まではまだ山を一個超えて25キロほど走る必要があったので道の駅でおにぎりを食べることに。
ここで一日目のスケジュールを検討。
輪島市の市街でお風呂と晩御飯+次の日の補給食や朝ごはんを購入→日没まで走れる県内の道の駅でキャンプ→決定
輪島市内の風景と晩御飯のラーメン屋さん。ここも小京都と名乗る日は近い気がする。
ラーメン屋さんではテレビ金沢がやっていて、今朝の金沢駅の様子をリポートされていた。自分もそこにいた。
石川県では相変わらずネタが少ないのか、何かと金沢駅によくカメラは出没する。
小さなスーパーで水とたんぱく質になりそうな煮豆やレトルトのたけのこご飯を購入。
バイクで同じくキャンプ旅をしているおっちゃんに遭遇。
デカイスーパーマーケットに売っているような惣菜が無かったのか、すぐに出てきた。
札幌から来ているらしいが、その様子ではまだまだアウトドア経験不足である。
10キロ先の白米千枚田道の駅まで頑張って日没までに移動開始。
能登半島で見た夕日は色の変わりようがとてもきれいでした。
19:00道の駅白米千枚田に到着。
…で、なぜか車がドカドカ入ってくる。パトカーまでうろうろしてる。
「え?何かイベントあるの?まぁ連休やし、でも水田やで?」
まさかの夜に人がたくさんいて、キャンプできないパターン?と思いきや…
→何もなかったようです。皆さん、ただ、夕日や少しでも明るいうちに千枚田の風景を見たいとのことでした。以下はその写真。
変な水田。階段のようになっている。高低差はなんと50m
合掌造りにせよ、昔の人の生活するための知恵と工夫にはいつも驚かされる。
車中泊をする人も多い道の駅でテントを設営。一日目はここまでです。
2日目に続く。
ギックリ腰やっちゃいました
こんにちわ。
このブログを読んでる方の年齢層は不明ですが、今回はギックリ腰の話です。
そんなもん中高年の話だろ?
そう思ってましたが、仕事でやっちゃいましたw
廃棄予定の金型が大きな鉄カゴに1個10キロ前後で入ってます。
その金型を取り出して選別するという作業です。
カゴの中なので腰を下ろせないので、多少無理な姿勢での動きとなり…
バキバキと腰に激痛が。
その日の朝イチはいつも通りでインドネシア工場からの荷物の積み降ろしを手伝ってたのに…
いきなりでした。
で、倉庫で作業していたので回りには誰もおらず、何とか事務所の自分の席まで戻って先輩と課長に
「スイマセン、やっちゃいました…」
とりあえず会社のクルマで病院へ。
まだ症状としてはマシだったようです。
シップやガードルを装備してなんとか歩けるように。
…で労災扱いになりました。
あと、自分は安全衛生委員会っすw
工場長からしょうもないの言葉を頂きました(爆)
この日は強制退社で安静にするように命じられ、大人しくしてました。
でも次の日休むと休業災害扱いになるので強制出社
地元戻ってきて早速キツいぜ
土日はかなりマシになったとはいえ、安静に。
詳しくいうとジックリプラモデル作ってました
※この話はバンシィノルンの製作で書く予定
この記事を書いている時点で腰をイワしてちょうど一週間です。
もう走ったり、ある程度のモノを持ち上げたりも可能です。
無茶をした感じではなかったですが皆さんもお気をつけて。
東尋坊へ行った話
石川県に長期出張と言うことで2017/3/31まで一人暮らしのギルスパ氏
3月に入り、北陸でもかなり晴れる日が多くなってきており、ロードバイクでサイクリングできる日が多くなってました、上旬には白川郷を達成。
次、どこ行こうか?
そう考えても、まだまだ北陸を知らないので職場で仲の良いNightMareさんに相談。
「福井の東尋坊が良いよ。兄貴も自転車で行ってた」
ギルスパ「トージンボー?」
それは福井県の断崖絶壁スポットであるとのこと。
仕事が終わって早速ググってみると、片道75キロでした。
→すぐだな。
…で、その週の土日に晴れたら行ってみようと言うことになりました。
2017/3/19
AM7:30
出発。
当日はかなり晴れてお出掛け日和(花粉モリモリ)
ざっくりお昼前に到着できれば良いところ。
海沿いを走りたいけど、この季節は荒波に浜の砂が持ち上げられてロードでは走行不可能なので国道で面白くない道をひたすら走ります。
アパート→
小松
福井県のどっか→
道に迷う→
北潟湖→
道に迷う→
トージンボーとうちゃこ!
※編集テキトーですいません。
とりあえず自転車が邪魔にならないとこに停めて早速探索。
この時点で結構多くの人が来てワイワイ散策してました。
で柵やら安全対策が何もない崖に近づくと、思った以上に足元が滑る。
ビンディングシューズなら間違いなく滑って死ねるところ。気になる崖の写真がこちら↓
「コリャ落とされたら死にますわw」
昔話でここで落とされた人の怨念やらで何十日も嵐が続いたとか何とか…
ここが観光スポットの理由は昔話以外にも地理的条件が非常に珍しいことが理由であるらしいです。以下wikipedia より抜粋
海食によって海岸の岩肌が削られ、高さ約25メートルの岩壁が続く。この岩は輝石安山岩の柱状節理で、これほどの規模を持つものは世界に三箇所だけであり、地質上極めて貴重とされ、国の天然記念物及び名勝に指定[2]されている。
なるほど。でもその地形は人間にとってはキラーマシンでしかない。
現に自殺スポットでもあるらしい…
お土産屋さんが並ぶ通りをブラブラしてると美味しそうな海鮮丼があるので、スパッと入りました。
お昼前であまり人が入ってなかったですが、東尋坊や土産の物販は大盛況でまだまだバスが乗り付けてくるのを見越すと、今のうちにお昼ご飯にした方がよいという判断。
とても美味しく頂きました。
ところで、東尋坊タワーという展望タワーがあるので登ることに。
舞鶴など若狭湾が見えるらしいですが、この日は何やら霞んでました。
ンー、残念
その後は何か値打ちのあるお土産などあるか探していましたが…海産物やテキトーにプリントされたTシャツやらマグカップといったどこでもありそうなものしかなかったので、帰ることに。
道中、花粉やpm2.5とやら、とにかく浮遊物が非常に多い一日で胸が苦しかった。
今回のお出掛けをまとめると、道自体はアップダウンは少く、風はあるが強くなく走りやすかった。
この日の東尋坊は見張らしが悪かったので少し残念。
長らく山ばかり走っていたので、久しぶりに海へ走ることができたので切り替えにはちょうど良かった
※石川県へ長期出張中のお出掛けなどの記事は以上となります。
3月中旬以降は引っ越しの準備やらでバタバタすることに。
京都に帰省しました
今更ですが実家の京都に帰省しました。
大きな出来事もあったのにも関わらず、
引っ越しや、その他バタバタしていたので、
長らくブログを更新していませんでした。
2017/3/31
に出張先での最後の仕事を終えて引っ越しです。
はじめは慣れない職場や北陸の環境に苦戦しながらもこの時点で4カ月後生活して
「もう慣れたもんだ」
と感じつつ京都に帰るための荷物を整理したりしました。
そして、夜には右も左も分からない北陸のオススメスポットや生活事情を教えてくれたTwitterではNight Mareさんと金沢で夜中までバーで飲んだりカラオケ行ったり…
非常に楽しい時間を過ごせました。
2017/4/1
当たり前のように終電を逃してNight Mare邸に泊めていただくことに。
金沢駅やアパートの最寄り駅の松任ではこの日から自動改札にシフトされる記念すべき一日となった。
「エイプリルフールじゃねーよ?」
と言いつつ、馴れたイコカでスパッと出る。
こんなんでテレビの取材が来るので北陸は平和ですね。
昼食は「長期出張ガンバってお疲れさま」と言うことでお寿司をご馳走しました。
相変わらず北陸のお寿司は非常に美味しい。
ついに京都に帰れる…!
といきたかったですが、出張先の職場の方が宴会を開いてくれるとのことで、午前中に荷物を送って夜まで待機。
「4カ月後お世話になりました」
そう考えながら部屋を掃除。
宴会は結構ヤバい程度に酔ってました。
「これで本当に最後です。本当にありがとうございました」
何度も仕事を丁寧に教えてくれた職場の方と最後の別れを告げアパートに帰る。
※実はその後何年かぶりにガチ泣き…
2017/4/2
AM6:30
「また連れてきてくれ」
そう言って特急サンダーバードに乗って北陸を去りました。
車窓から見える山にははもう雪が残ってなく、北陸の地で越冬してしまったと実感。
AM9:45
「ただいま」
弟がスーツをキメてスーツケースを持ってスタンバってました。
ギルスパは帰省
弟は社会人一年目がいまからこれからまさしくスタートする体勢であります。
2017年春、実家で家族が揃ってる時間:10分
「明後日は人生で一番長い一日になるぜ?」
そう言って見送りました。
そして、やっぱり実家は良いもんです。
落ち着くし馴れた町だし。
その後はしばらく引っ越しや、仕事でバタバタします。
「うん、春やなぁ!」
見送られて、見送って。
新生活が始まる人が多い季節です。
今後についてはブログは
1:東尋坊の話
2:宴会ラッシュの話
3:バンシィノルン話
4:ギックリ腰の話
を随時更新予定です。
それではまた。
ロードオブぼんぼるライド・湯涌温泉散策
- 白川郷の帰り道、寄り道2
の続きとなります
2017/3/12PM4:00
だが行くか!
白川郷往復して疲れていたから家に直帰したかった。
でも温泉に入ったほうが回復が速いと判断。
というわけでアニメの聖地巡礼を兼ねてお風呂行こうかと。
金沢の山側環状から8キロ、往復で16キロ←「すぐだな」
ちいさなアップダウンを経て30分ぐらい走ると…
温泉街入り口っす
観光案内所が花咲くいろはを猛PRしてる。これは期待
んでもってお風呂入る前からいきなり見たことあるとこばかりだよ。
オープニングや劇中出てきた案内看板ある交差点
ここを左に曲がると見えて来るのが…
アニメでは「ふくや」のモデルとなった「秀峰閣」です。
静かな温泉。やっぱり人が多いとこは嫌い。
ここも良いとこだ。また行きたくなる。
- 白鷺の湯
何はともあれ疲れてるので温泉だよ。
ここの温泉はその昔、白鷺がお風呂してるとこをよく見ると温泉が湧いていて「そうだお風呂屋を開こう」ってなったのが始まりらしいです。
入ると早速花咲くいろは仕様の自販機やらポスターがたくさん。
地元の人たちは特に違和感を感じていない様子でした。
30分ぐらい温泉に浮いてましたw
ギルスパは20代ですが、こう自転車旅を続けて、マジで気持ちい温泉を何度か経験していくうちにお風呂入るとき…
「ア”ァアアアぁ~~」
「ッシー!!」
とかボヤくようになりました。
いや真冬の山中を160キロとか走った後の温泉はまじ気持ちいいよ。
というわけで白鷺の湯でした。
疲れもかなり癒してくれた。
天然温泉が大人1人¥380で入れます。お安いです。
※お風呂セットは持参してくださいね。
白鷺の湯、静かな温泉が好きな方は是非ぜひ。
さてさて、温泉ですっきりしたところで聖地巡礼再開です。
温泉にはクルマがたくさん停まってましたがやはり自転車で来るバカタレは自分だけでした。
まぁ迷惑にはならないので自転車を置かせてもらって、神社のある坂道を上るぜ。
訪れたときはまだまだ雪が残っていて景色が全然違うけどアニメの再現度高いですね。
てゆーか鳥居がアニメでは4本。実際には3本なのかな
寄付、まさかのP.A.Warksかよw
神社でお参りしていきました。ここまで自分を導いてくれたことへの感謝と旅を終えて家に帰るまで安全運転でかえれますようにと。
神社は以上です。次はアニメでは主人公の御花達の職場の旅館があったとされる喜翠荘のモデルとなった白雲楼というホテルがあった跡地に行くぜ。
積雪で走行不可能っすww
でもこの辺にあったらしいよ。
軽く峠道でそれなりに渓谷の山を登ったので上から見る温泉街の風景はとてもよかったです。
お次はアニメで写った細かいトコ
エンディングの自販機withベンチ
同じくエンディングの架け橋。
こちらも積雪で走行不可能。
デジカメの光学5倍ズームが限界っすw
その他、温泉街の写真です。
どこも落ち着いた雰囲気でギルスパ的には似たような山中温泉より好みでした。
最後にお土産屋さんに行くと、スゲー騒がしかったです。
聖地巡礼仲間が…お!?
フツーに設定画集とか置いてあったり、花咲くいろはグッズが販売されていた
大学生の卒業旅行シーズンということで、金沢に来たついでに寄っていくファンといった感じかな?
ポンっとグッズ一式¥7000お買い上げ×4人ぐらい。
ギルスパもせっかくなので便乗して喜翠荘タオルと柚子乙女サイダーを購入。
御土産屋さんのおっちゃんと10分ぐらいしゃべる。
その最中、ゲストハウスのおっちゃんやバス停のおじさんも煙草を買いにやってきて楽しく雑談。
またまた10分くらいしゃべるしゃべるw
やっぱり自転車旅スタイルしてるとこういった地元の人たちとコミュニケーションを履かれるので楽しいです。
ギルスパ「いろいろありがとうございました。さぁて暗くならないうちに帰りますか」
2017/3/12PM17:45
その後帰路に。
- まとめ
圧倒的に厳しい自然の中で暮らすために進化した合掌造りの集落、白川郷も
古来から同じ金沢でもひっそりと静かに温泉街を営んでる湯涌温泉も
今回のサイクリングでは滞在中に行きたいと思っていた場所にたどり着けた旅でした。
追加でアニメ「花咲くいろは」の舞台になった湯涌温泉に聖地巡礼を兼ねて温泉に入ることもできてとても充実した一日となった。
※後日Dアニメストアに加入し、全話視聴
走行データはSTRAVAにて↓
https://www.strava.com/activities/896945547
※トンネルが非常に多いルートのためGPS誤差が大きいです。サイコンセンサーは取り付けていないので内蔵GPSログのみのデータとなります。
世界遺産白川郷サイクリング
- 3度目のチャレンジ
久しぶりのブログ更新です。
表題の通り、白川郷に自転車で行ってきました。
三月に入り、北陸でもかなり晴れる日が多くなり、気温も上昇してきました。
実際石川県に滞在するのも仕事の都合上、長期出張ということで4月には関西に帰るわけで、金沢(実際には白山市)を拠点にできるの時間も長くはない。
ここに住むことが確定した日から「これなら日帰りで白川郷にサイクリング行けるぜ」
と思い立ってかなりの日が経ちました。
今週末しかないだろ
仕事の疲れか、体調不良で土曜日は寝込むとして、2017/3/12(日)に白川郷サイクリングを決行することにしました。
この日まで何度も試みた白川郷ですが、土砂降りや、BB故障といったトラブルが多く、うまくいかないサイクリングが続きましたが今度こそは!
と意気込みました。
- アパート→五箇山入り口
AM4:30起床。天気は晴れ。気温は…ー1℃と冷え込むが…走れるコンディション
石川県山側環状線→金沢大学前→富山県突入→福光と何度も走った道を日没前に淡々と走り、あっという間に高清水山の手前に。医王山と福光は気温ー3℃とかなり寒い。
山に入る前にデイリー山崎で大量のパンを購入。
この先40キロはコンビニやスーパーが一軒もない林道なので。
- 五箇山2nd Strike
相倉合掌造りにチャレンジした1月の時はロードバイクのBBがガタガタで相当しんどかったですが、今のDEFYはコンディション良好。
10キロの登りもそこまでしんどくありませんでした。
山道は相変わらず雪の壁。もう慣れた。
3000mの五箇山トンネルで下りに突入。そこを抜けると1月に訪れた相倉合掌造り。
「また来てしまったぜ。でも今日はこの先30キロの白川郷だ!」
相倉合掌造りを後に白川郷を目指します。
山を物凄い勢いでくだり、一気に川や池のある五箇山の谷へ。
ほぼ360度白い山に囲まれた大自然を全身の毛穴で感じながら白川郷を目指します。
だいたい気温がー3℃で、心筋代謝を高めるのですぐにお腹がへります。
道中にも合掌造りが。村上家というとこらしいです。
五箇山を過ぎてからは小さなアップダウンが続き、どちらかというと登り基調です。道の駅「上平」で休憩。
ここで残り16キロ。感覚的には意外とあっという間です。
- 白川郷到着・散策
AM9:45
白川郷とうちゃこー!
始めに訪れたのは道の駅でした。
トイレ行ったりちょっくらコーヒーとパンを食べて集落に向かいます。
もう入り口から相倉合掌造り集落とは圧倒的に規模が違うのがわかります。
まず人が多い。
合掌造りはもちろん、その他建物が多い。
コンビニがある←ココ超重要!
90キロ走ってきて前にも言ってたように自転車と同じ「シンプルかつ合理的」な建造物がたくさんあるので感動しました。
とりあえずお風呂だよ。
AM8:00くらいまでなかなか気温が上がらずとにかく寒かったのでお風呂は凄く気持ち良かったです。
お風呂入って、サイダー飲んで一服して、ようやくお待ちかね白川郷散策!
ざっくりと冬の白川郷の写真を紹介
スゴイスゴイ。合掌造りがありのまま…と思いきやよく見ると近代化改修されている物件もある模様。
それにしても集落として成り立ってるし、スケールも大きく見どころたくさん。
それから山の上から集落を一望できる展望台へ自走。
シャトルバス代は自転車なんでタダっす。
なんてゆーか、限界集落でありながらヒトの知恵と団結力が寄り合ってここで昔から生活が成り立つことに人間の可能性を感じる風景でした。
それにしても観光客が多い!韓国人中国人の自撮り棒何とかならんか?
ンでからゴミが多い!残念すぎるぜ!クルマで観光しに来る連中…
とりあえず下山。お土産を買ったり追加で写真をバシバシ撮るぜ!
↓お土産だよ
ロードバイクと合掌造りのツーショット+その他
マンホールまでオリジナルとは…
かなり堪能できたところで、帰路に。この日は日曜日で明日は仕事で家まではまだまだ90キロ近くあるから早めに出発しようかと。
さらば白川郷。
- 帰り道の寄り道1・菅沼合掌造り
帰り道の白川村から五箇山まではどちらかというと下り基調で楽ちんでした。
菅沼合掌造り集落まで戻ってきて、せっかくなのでちょっとだけ寄り道することに。
ここに寄れば合掌造り集落は相倉、菅沼、白川村と全てコンプリートなので。
静かだ…ここは良い。
時間の流れがゆっくりで、落ち着いていて、どこか暖かいと感じる。
ここでバスガイドさんと観光客軍団登場。
ガイドさんが暇そうなので写真をお願いしました。撮影後のやり取り。
ギルスパ「ありがとうございます。」
ガイド「さっき白川郷にもいませんでした?」
ギルスパ「金沢から自転車で往復っす。こんな格好じゃ目立ちますよねw」
ガイドと観光客「エェェ~!?」
ちょっと恥ずかしかったっす。
何はともあれイオナと海じゃないけど冒険できてよかった。
- 帰り道の寄り道2・湯涌温泉
俺はクライマーだ!山の登りで足なんかついてたまるかよ!!
帰りの五箇山は足の疲れも溜まっており、相当キツかった。
ストラーバGPSログによると上昇308mを平均勾配7.3%らしい。
汗だくになっちまった。そんなこんだで福光のデイリーヤマザキでカップ麺を食べてると二人組のサイクリストが。しゃべる。
どうやら初心者で機材の値段が性能の全てだと思い込んでるヤツらしい。
ヤツラ「8万のアンカー乗ってるっス。14万の欲しいっす。11速が付いてるんで絶対速くなれるっス」
ギルスパ「いいっすねー俺もまだ10速ですねー」
ヤツラ「今日はどこは走ったんっすか?」
ギルスパ「金沢から白川郷です。もう一山超えて帰ります」
ヤツラ「え?え?ェ?」
※実家に60万のラピエール・ゼリウスがあるなんて言えねぇw
テキトーにべた褒めしてやり過ごすw
ヤツラと別れて出発。医王山を越えて金沢大学前を通過。
正直疲れてるのですぐにでも家に帰りたい。でも聖地巡礼を兼ねて温泉も行きたい。
往復16キロも走るの面倒だな…
だが温泉行くか!
アニメ「花咲くいろは」の舞台になった湯涌温泉は近くて安い。白鷺の湯があるので重宝しています。時間は微妙に少ないけど16キロの寄り道して湯涌温泉で疲れを癒す目的で寄り道することにしました。
白川郷の話はここで終わりにしようと思います。
この日はアニメの聖地巡礼プラス温泉で湯涌温泉を訪れてますので別の記事にまとめようと思います。
温泉ラッシュ
- どーせ来るやろ?
仕事で金沢に引っ越し。あまり意識しなかったものの、温泉がたくさんある。
年末年始に実家を離れて少ししてから母から連絡があった。それがことの始まり。
母「そろそろアンタの顔見に行こうと思ってな。」
ギルスパ「うん」
母「どうせなら温泉旅行をついでに行こうと思ってるんや」
ギルスパ「うんうん。いいね、楽しんd…」
母「どーせ来ると思ってアンタの分も湯快リゾートで申し込んだで。2/4和倉温泉や」
ギルスパ「あ”い?」
- 2月4日5日「和倉温泉」
というわけで、両親が顔見るついでに和倉温泉に「コイヨコイヨ」と招待してくれました。
自分自身も「和倉温泉って?」なるのでザックリご紹介
能登半島のココラヘンです
ランデブーポイントは指定の旅館にチェックイン時刻にロビーで。
この日はまたまた珍しく晴れていたので朝は手取川を40キロだけサイクリング。
天気が良く、もっと走りたかったですが時間がないのでほぼ全力で回すプラクティスを兼ねたライドに。予定が無かったらおそらく白川郷まで行ってました。
車内は関西から足を運んで温泉旅行をエンジョイするぜ!と気合いの入った実際お金持ちそうなオッサンやBBAがたくさんいました。※ってうちの両親もそんな年頃よなw
駅を降りると和倉温泉では腕利きの名門旅館の送迎バスがたくさん停まってます。
「俺は歩きだぜ」
散歩・散策がてらでかいバックパックで温泉街へ歩き出してました。
温泉街の近辺や旅館の近くの風景です。
「いいとこじゃん」
その後は両親と合流。部屋に荷物を置いてまたまたブラブラ散歩です。
温泉はスゲー気持ちいい。
仕事は結構作業量が多くて残業も多い。肩こりなど上半身が結構疲れている中、アパートでお風呂するのは面倒なのでいつもシャワー。その反動もあってか、手足を広げて温泉に浸かれる幸せ。
それでも、やっぱり自転車で自分の足で山を越えたり川を縦断してたどり着いた風景や思い出のほうがしっくり来る。
そう頭の片隅で考えるあたり、もう自分は自分の力でどこか行かないと気が済まない自転車乗りのフレンズなんだと思う。
夕食はバイキング。第三ウェーブまで追い込んで、親父と日本酒飲んで爆睡。
次の日は金沢観光。雨でした。
まぁここ金沢に住んで降水量が半端なく多いことは前から分かっていたので雨装備でしたので問題なし。
※写真は兼六園
兼六園の手の込んだ庭園は見どころいっぱい?
ギルスパ的にはあまりそうはならなかった。
この日の一週間前はというとロードオブホクリクライドでも紹介したように合掌造り集落を見て感じてました。
それを踏まえると合掌造りは厳しい山で「いかに生きるための家を建てるか」という過程を経て完成されたもの。
一方兼六園は大名たちが「いかに楽しむための庭園をつくるか」という過程を経て完成されたもの。
目的が全く逆で同じ進化でも合掌造りは「シンプルかつ合理的」兼六園は「複雑かつ情緒的」
北陸に来て、その二つの文化に触れられて良かったと感じた。
追記:和倉温泉系列の旅館で販売されているケーキが一番おいしかったw
家でコーヒーと食べたかったので買ってしまったぜ。
でも購入できるらしいです。
- 2月11日「山中温泉」
また温泉かよ!?
今度は会社の常務が山中温泉に連れて行ってあげるとのこと。
うちの会社はここに工場もあるので「工場見学もしてあげるよ」とのこと。
出張軍団はギルスパがリーダーなので代表して手土産に和菓子を購入。
その後の昼食は、奮発してすき焼き屋さんへ。
すげー美味しかったです。ごちそうさまでした。
電車に乗って山中温泉駅へGO! ※あまり気が乗らないな…
常務は関西からここまで来られたわけではなく、もともと家が近くで、帰省中とのことでした。
クルマの中…めちゃくちゃ気を遣うこと20分。工場へ到着。
見学。自分の本来の仕事を思い出す。千と千尋の神隠しみたいになった。
山中温泉街へとうちゃこ→もともと会社の社長の家(※今は文化財)でお茶会→温泉浸かる→30分自由行動→お迎え、晩御飯は工場の近くの居酒屋。
めちゃくちゃ気を遣う。→タクシーで駅へ。→「ありがとうございました!!!」
※写真はお茶会のとこです。やっぱり同じ温泉街でもギルスパは海が好きなので和倉温泉のほうが…
電車の中で「あ~疲れた」後輩たちがいるとはいえ、口にしてしまったw
次の日はゲーセン行ったりガンプラ買ったりしてましたとさ。