しまなみ海道サイクリング
いきなりだがしまなみ海道を走りたくなった。
ちょうどテレビの天気予報を見ていると梅雨明けが発表され、暑い日が続くが、体のほうも大分暑さに慣れてきたというところで京都→広島を四国経由でロングライドしようと2日前に決定した。
広島上陸後はそのまま帰っても良し、時間や体力に余裕があったら個人的に好きな江田島を走っても良い。
四国へは神戸三宮→うどん県高松のジャンボフェリー便があるのでそこまで自走することにした。
というわけで流れとしては
金曜京都→自転車通勤→大阪仕事終わり→神戸三宮→フェリー
→うどん県高松→しまなみ海道→その時考える
といった流れである。
- 0日目
金曜日、自転車出勤するが装備がおかしなことに。
40Lのバックパック+リアキャリアにはテントと寝袋
まずは50キロ走って仕事をしてました。
その後トラブル発生。会社のメンバーでビアガーデンに行くことに。
18:00~21:00まで梅田のビルでバリバリ食べて少しだけ飲みました。
真っ暗になってからロードバイクを回収し神戸へ出発するために会社に戻る、シャワーする。22:00に出発。
神戸、金曜夜の神戸。なかなか涼しくならないものの酔っ払いホワイトカラーたちがフラフラ帰宅する町の2号線を30キロひたすら走り、神戸三ノ宮、フェリー乗り場に到着。
夜の港町は思わず「オッ!?」と足を止めてしまう光景。
フェイトなんとかかんとかで出てきた橋もあったが、フェリー乗り場のチケットを買ってる間にライトアップが終わってしまった。
自転車は輪行袋に入れたら追加料金なしで乗船できたのでお得に乗ることができた
四国上陸前からいろいろあったが 日付が変わり1:00に出航。
夏休みの高校生たち(リア充)が「トランプして過ごそうぜ」とか「うどん売ってるし食べようぜ」とかワーギャー騒いでてうるさかった。(いや、寝ろよw)
耳栓して寝袋で仮眠。ギルスパは寝袋派
- 1日目[最終日]
瀬戸内海からおはようございます。
艦ドックに上がって外の様子を見に行くと、すでに空が明るくなっていた。
水平線の彼方から見える夜明けはとてもロマンチックでした。
以前年末に四国一周サイクリングにチャレンジした時は到着しても真っ暗だったので改めて感動した。
その時間になると夜中までがやがや騒いでいた大学生や高校生も沈黙していた模様
輪行袋からゼリウスを取り出し、スタンバったら、朝ごはんがてらパンを食べて出発。日中は暑くなるので涼しいうちにできるだけ距離を稼ぐ戦法。
1.5年ぶりの四国上陸。アキレス腱断裂でリタイヤした記憶がフィードバックさせながらも高松市を後にして、まずは丸亀市を目指す。
四国は何が独特かって、なーんにもない平地にドカーンと山があること。
ON/OFFがはっきりしている。台形みたいな意味わからん山もある。
道を走るもうどん屋だらけ。
さすが四国。うどん県。
ただ、時刻は6:00になったところでほとんどのうどん屋さんがOPENしている。
うどん屋の開店時間は6:00~15:00が当たり前のようだ。(早いw)
50キロほど走ったところで水がなくなってきたのでうどん屋に入る。
ぶっかけ温玉うどん(2玉)で¥410.安い!
この辺りでは、出勤前に朝ごはんをうどんで済ませてから職場に行くのがメジャーなようだ。
ロングライドしてるといくらでもお腹減るので、こうやって安くうどんを食べられるのは非常に都合が良い。しかもウマい。
愛媛県に突入すると海が見えてきた。ただメチャクチャ暑い!
写真だけ見るとさわやかだが実際に写真を撮っている間は非常にキツい。
その後は山に突入。しかしすぐに下る山だった。
メリハリが激しい地形のせいかかなり上ったように見える。
その後とんでもないトラブルに巻き込まれこのツアーは中止することになる。
ギルスパ、クルマに轢かれる
自分は交差点直進、クルマは右折。
ぶつかった瞬間
「あ」
本当にこれだけ。
あとは視界がブラックアウト。
脚→頭の順に車体にあたって、そのあとは何故かしばらく空中を飛んでいる感覚
その後衝撃。
息ができない。下半身が全く動かない。
「俺はどうなった!?」「むしろどうなる?」「死ぬのか」「何が起きている?」息ができないショックもあり全身に警笛が鳴り響く感覚だ。
何とか息ができるようになり意識不明は取り留めた、が…
やっぱりねぇ、自転車乗りって自転車LOVEなんですよw
意識があることを確認したら(生きる実感したら)
ゼリウス心配だから見に行くんですよねw
でもこと時はマジで痛かったのでフロントホイールが吹っ飛んでること以外はわからなかった。
その後救急車で近くの病院に救急搬送。
その時、言ったことは「涼し…」
知らない天井だ。初めての救急車。天井を見上げながら5分ほど経つと冷静になってきて、家の者(弟)に連絡することができた。
下半身はメチャクチャ痛いが上半身は動かせることができた。免許証の提示を求められて回収されていたバックパックから財布を取り出すことができたので見せると
救急の人が「!?」って表情に。「え?京都?」
何で自転車が?ということらしい。
しゃべることができたので今回の旅を説明すると呆れられたw
と同時に「病院と実家の関係めんどくせー」といったところでしょうか。
病院に着くと検査が待っていた。とりあえずフルチンに。
CT,レントゲン、そして外傷のチェック。
なんと外傷無し、骨大丈夫。頭大丈夫(もともとバカ)
下半身の打撲多数で済みました。
土曜日の病院は先生も少なくて忙しく待ち時間が長かった。だんだん痛みも引いてきて、フェリーでしっかり寝れてないのでしばらく寝てました。
すると曲げると痛い脚もだんだん動くようになり
「あれ?立てるんじゃね?と思い、立つ。歩く。
大丈夫だ。動けるぜ。
看護師さん、目が点に。
その後話は進んでドライバーとご対面。60後半のばあちゃんでした(爆)
まぁすぐに救急車呼んでくれたり、謝りまくるいい人そうなので一安心。
病院の検査結果は地元の病院で引き継ぐことに。その後は警察署へ。
「あれが俺を引いたクルマか…」
写真は撮ってないが、白い軽自動車。
フロントルーフ→穴空いてる
ボンネット→凹んでる
フロントガラス→ヒビ入ってる
そのクルマで警察署へ。なんか複雑な気分だ。
事故の証明が終わり損害賠償は何でもかんでも相手弁償ということになった。
ところでゼリウスの状態は…?
警察の人が現場で転がっていたゼリウスを回収してくれてました。
フロントホイールが凹んだり傷だらけに。でも回るし、走行できそうな状態。
「何だ元気そうじゃねーか」
ゼリウスも俺もすっかり「よく事故るけど死なない系不死鳥になっちまったなw」
ただクイックは折れて走行不可能。
帰りの電車代は初めから出すつもりだったが、全額ドライバーが出してくれた。
ということで人生初の新幹線輪行をして京都に帰還。
しまなみ海道サイクリング失敗。
四国に上陸したことは2回。だが2回ともケガや事故でサイクリング注視しているあたり、四国には魔物でも住んでいるのであろうか?
だんだん四国怖くなってきた。それではまた。
[追記]
家に帰ってカバンを開けるととんでもない物が出てきた。
ペットボトルがぺしゃんこ。
よくロングライドの世界では「カバンは背負わないほうが楽に走れる」というのが常識であるが、
これを見て大型バックパックはエアバック代わりになるというのが自分の常識になった
走っている最中は暑いし、肩しんどいしカバンをなくそう。
と思っていたがとんでもない。
deuter バックパック フューチュラプロ 40 SL。これは腰から首にかけて背中が隠れるので本来サイクリング用ではないが結果として背中から落ちて助かった。
防具着用は本当に重要。
Mt,富士ヒルクライム参戦!
ここ最近、家でじっくり過ごすことができなく、ブログを更新できなかったので久しぶりの更新です。
今回は標高3776mを誇る日本の世界文化遺産「富士山」で行われる自転車レース
Mt,富士ヒルクライムに参戦してきましたのでその状況を。
4つある富士山ルートのうち、山梨県の富士急ハイランドから登るルートで開催され2017.6.11にレーススタートです。
前日は出場者受付ということで土日を挟むスケジュールとなりました。
- レースの準備
まずはヒルクライム…というよりもロードバイクのレーシングチューンド装備を紹介
1:処刑ホイール
ホイールは走行性能をフレームの次に走行性能に影響を及ぼす非常に重要な部品です。
フルカーボンチューブラーのVittoria Qurano46です。
ペイントとステッカーは蒼き鋼のアルペジオ仕様!
サドル&シートポスト
サドル→Sella Italia CXzero
シートポスト→KCNC TiProLITE8000
どちらも超軽量で登坂性能に貢献してくれるはず!
- /^o^\フッジサーン(大会1日目)
いざ富士山へ急速潜航!
京都からなので新名神→新東名で御殿場までクルマで移動。
その間バスに車が突っ込む重大事故が高速道路先方で発生していたみたいで、出発があと40分ほど早かったら巻き込まれていたかもしれないので非常にホッとしました。
/^o^\フッジサーン
たかいぞたかいぞフッジサーン
まだまだいけるぞフッジサーン
キケンがいっぱいフッジサーン
最後はヤバいぞ フッジサーン
スイマセン。関西圏住んでると富士山見るだけでテンションが強制向上しますので…
てなわけで一日目の受付です。
- 受付→どこ泊まるん?
富士ヒルクライムキター!
というわけで会場周辺の大渋滞を突破したらそこはとんでもない数の参加者の人でした。
クルマに戻るも、レースは次の日です。
全力を出せるようにするためには食事と睡眠ですが、10000人を超える参加者なのでスマートフォンで探しても泊まるとこがどこもない。
いつもの野宿だな
というわけで道の駅野宿決定。
もう慣れた。むしろ経済的なので待ってました。という感じ。
お風呂は富士急ハイランド近くで。晩ご飯はハンバーグ的なのが希望であったが、どこも待ち時間あるようなのでラーメンで。
シャシャっとエアマットとシュラフを展開。おやすみなさい。
- 大会当日(2日目)
富士ヒルクライムではフィニッシュ順位に関係なく、タイムによってゴールド、シルバー、ブロンズ、ブルーと勲章的なのが与えられます。
目標は高めにシルバー。最低ブロンズと行きたいところ。(初参戦だけど…)
その基準タイムは
ゴールド1:05:00以内
シルバー1:15:00以内(この辺狙い)
ブロンズ1:30:00以内(最低目標)
となってます。
AM3:30に起床。大会会場に向かいます。
6:00には山頂での受け取り荷物を預けて、整列開始だというのに人が多すぎて時間に間に合わない選手続出。これは大会のキャパシティオーバー。
自分は時に問題なく準備完了。スタートには50分ほど時間があり、体が冷えてしまうため、一度クルマに戻りました。
そしてスタート。
レース中なので写真等は取れてませんが、第12ウェーブでレース開始。
最近実力派のteamUKYO(初音ミク)の人に着いていきましたが中盤あっさり抜いてしまう。
コースは全体的に傾斜が緩く、初心者向きのヒルクライムと言えるでしょう。
レース終盤にまさかのteamUKYOの選手が追い付いてきました。
実力派自分と同等かそれ以上か?
とりあえず1キロぐらいしゃべってました。
その後、残り3キロでトラブル発生
ダンシング中後方で「カランコロン」
ギルスパ「????」→振り返る
サドルもげましたw
ギルスパ「マジかよ!?」
とりあえず拾いに行く。
で、レース再開。サドルがないので立ちこぎオンリーのハードモードなので抜かす人はみんな「はぁ!?」みたいな反応
んで、他人の3倍はもがいて何とかフィニッシュ!
富士山5合目。自転車がそれどころではなかったので写真は撮っていません。
あと人が多すぎて山小屋にお土産を買うよな余裕は皆無でした。
でも高いぜ、/^o^\フッジサーン
問題は下山。サドル無しは非常に危険でトレーラー運搬依頼しようと考えたが
出発は全レース終了後ということで帰りが非常に遅くなるので…
だが行くか!
サドル無しで標高2300m→1000mまでダウンヒル。
無事故で何とかクルマに帰還。下山中は相当絡まれたw
そして気になるレースタイムは…
2:07:07→7627sec
0:53:37→3217sec
引き算すると。4410secつまり73.5分=1時間13分30秒
目標のシルバー達成
トラブルありきでこのタイムなのでかなり満足。
しかし順位を見ると20代のカテゴリーでは122位…
こんなんじゃヒルクライムが得意だなんて言うのがバカらしくなってくる…
もっと走らなければいけない。
反省会です。
しかし、金沢での生活でデブ活していたことをかなり手ごたえを感じる内容だったので良しとしましょう。
今度は夏に登山でフッジサーンを登ってみたいぜ。
終わり
初めてのオイル交換
- なんでも自分でやってみるのは良いことだ
まぁオイル交換をブログに書いてもたくさんの人がオイル交換を記事にしているので今更という感じではありますが、オイル交換をセルフでやってみました
簡単なのでバイク用品店でも工賃¥1000ちょいが相場です。
ただ、Kawasakiオートバイのオイルはあまり価格差がないので工賃ケチて良いオイルを購入しました。「ヴァンヴェール冴速」を2リットル購入。
手順はいたってカンタン。
まずは軽く走ってオイルを温めてやります。オイルがサラッとなるので出やすくなります。
オイルの受け皿を用意して準備完了。※まだオイルは熱いので火傷注意。
エンジン本体、一番下にあるボルトを外すと酷使されたオイルがドバドバと。
仕事でやっているような工場ラインの減速機のオイルはもっと粘土が高くて量も20リットルくらいあるのでこの程度では特に驚かないぜ。
オイルフィルターも交換…しようと思ったら工具がないことが発覚。
近所のバイクオジサンに工具を借りて難なく交換完了。
借り物使って交換していたので写真は撮ってないです。
オイルが抜けたらボルトを締めて新しいオイルを入れましょう。
オイルがやたらとミドリです。飲め飲めer-6n
その後オイルを馴染ますために走ってからガレージへ。また走ろうず。
おしまい。
オートバイに自転車は載せられるのか?
- 矛盾だらけの組み合わせ
久しぶりのブログ更新です。
最近は休日出勤や残業が多めで慢性的な頭痛が続いております。
で、貴重な休日にたまにはオートバイもメンテナンスしないといけないのでオイル交換をするついでにオートバイに自転車が乗るのかを確認してみました。
なぜなら、ギルスパはクルマを持っていないから。
毎年なんだかんだ参加している「シマノ鈴鹿ロード」その前日に会社の宴会が…!
断っておけばよかったぜ
でももう遅い。最悪の場合家の車が使えないということも十分あり得るし、レンタカーを借りるにも直前は宴会…
こうなったらオートバイに自転車を載せて鈴鹿までいってやろうじゃねーか!
という流れです。
- 荷造り
ギルスパのオートバイはKawasakiのer-6n
650ccパラレルツインエンジンでパワーも燃費も申し分ないマシン。
おまけに扱いやすい、ホンダのような優等生。
早速やってみましょう。
載せるロードバイクはいつものゼリウス。ホイールはバックに入れた状態に。
まずは高い関税を払ってオーストリアから自己輸入した専用サイドパニアケースで荷台の代わりを拡張。
まずはロードバイクのフレームを載せるよ。
こんな感じで。とりあえずヒモで固定。お次はホイール。
エイヤーで載せちゃったよwホイールもヒモで固定。多分ゴムのほうが良い。
既にゆるゆるですが、まぁきいてるしオーケー。オーケー?
- スマホでチェック→ダメでした
ここで二輪車の積載の規定をチェックしてみましょう。
教科書より↓
乗車装置や積載装置の長さ+0.3m以下
乗車装置や積載装置の幅+左右0.15m以下
高さは地上から2.0m以下
幅と後ろ長さダメじゃん。
走行チェックはおまわりさんに怒られるので今日はここまで。
現状ではオートバイにロードバイクを載せようと思ったら、高さには余裕があるので冶具をどーにか製作して立てる感じで載せる必要がありそうでした。
いつか載せたいなぁ…(切実)
おしまい。
パソコン改造の考察
今回はパソコンの話です。
実は高校生の頃から自作PCをやっている。
今回なぜパソコンの改造の必要を考えないといけないかというと、
「Cドライブの空き要領が100MBしか残ってないから」
ここで今のパソコンの構築を以下にしめすと…
OS:windows10
CPU:intel core i7 860
チップセット:P55
メモリ:規格忘れたけど、4x2=8GB
Cドライブ:SSD250GB
E飛ばしてFドライブ:HDD500GB
GPU:AMD Radeon R9 280X
となってます。
SSDにオンラインゲームのデータを放り込むと要領がパンクするわけです。
ただ、今週末は久しぶりにネットカフェに行き、そこのパソコンを使った感じが以外だったので改造の参考にしたいと思った。
そのネットカフェのゲームパソコンの構築をわかる範囲で以下にしめすと
OS:windows10
CPU:intel core i7 4740
チップセット:知らん
メモリ:規格知らん、16GB
Cドライブ:HDD1TB
GPU:NVIDIA GFORCE GTX980
特徴として、短所と長所をまとめると
[短所]
OS起動がメチャクチャ遅い。
初回立ち上げてアプリケーションも遅い。
[長所]
メモリが16GBと山盛りなので、オンラインゲームを起動しても、一度読み込んだらSSDと変わらない読み込み速度で快適。
考察としてはSSDが無くても、
大きなメインメモリと上位CPUならではの処理速度でサクサク動くということです。
自分のPCはCPUがもうすぐ8年前の上位グレードなので、なんとか時代についてきている感じ。
なら、SSDに居てるゲームデータをボリュームFドライブに移してSSDに余裕をもたせる。
それにともない、メモリを増設する。
予算に余裕があればメモリ規格の速い物にする。
これで、あと3年は戦えるかな?
規格の古いメモリなので安くで購入できるかも。
こんな感じでパソコンをいじってトライ&エラーするのも楽しい。
これはこれで趣味の「沼」というヤツです。
2017GW旅行企画[能登半島1周]その2
- [2日目]
キャンプした1日目の晩は隣に車中泊のSUVが停まってて、子供が夜中まで寝れないらしくガサガサしてました。
…で、起きると両サイド車中泊のクルマに挟まれてましたw
「あ…オハヨーゴザイマス」
とりあえずお隣さんには挨拶しておき、朝ごはんのお湯を沸かしながらテントを畳む。
日の出の千枚田も良いものです。
できるだけ早めに目的地の能登半島最北端に到達したいので5:00には出発。
旅二日目は思った以上にエンジンがかかりやすい。
脚の最大出力はイマイチ出ないようだが、30~35km/hで朝日を浴びながら涼しい海岸線沿いをひたすら走る。珠洲市の県内へは出発して1時間以内に通過。
朝日と海岸線の風景はキレイです。
あと、道中には次の日が5/5こどもの日ということでこいのぼり軍団がいてました。
結構な数で思わず自転車を止めて写真を撮ってました。
何だこれ…自転車乗り、中でもクライマーのモチベーションを試すような標識はw
登坂は10%台になるとさすがにキャンプの装備重量があるのでキツい。
でも登り切った後の風景はなかなかでした
その後は下り。平地が数キロ続いたらいよいよご対面。
7:30能登半島最北端、サイハテの地「狼煙」にある禄剛崎に到着!
経ヶ岬に負けないくらい海が蒼いぜ
帰る前にお土産を購入。
塩とお守りとストラップ、それから禄剛崎到達証明書?
とりあえずここまで自転車で来たことがうれしいので購入。
ここからはあまり寄り道せずに帰りに専念することに。禄剛崎を出発します。
気が付けば、珠洲市市街地に来てました。
確かに輪島から最北端経由で市街地まで60キロ程度はコンビニ等無かったですが、補給にはあまり困らなかった。
このままグイグイ429号線と海沿いの県道を南下します。
道中は連休ということもあって、同じく自転車で能登半島を1周してる方を結構見かけました。あと、バイクのキャンプしてるおっちゃんは決行手を振ってくれる。
人の多い琵琶湖では自転車乗りとバイク乗りとクルマ乗りは三国志みたいに対立してるので、それに比べて能登半島は平和でした。
9:30暑くなってきてファミリーマートでアイスキャンデーやらお茶を買ってクールダウン兼おにぎり補給。1日目より良く晴れてることと、能登半島の東側の海のほうがきれいであることもあり、海岸線の風景は素晴らしくきれいだった。
そこからも脚のエンジンの勢いは止まらず、輪行が可能な圏内である穴水に突入。
その後の七尾市へ気持ちの良い海岸線を5~6km走っているとすぐでした。
大きなつり橋が見えてきて能登島が近づいてくるのがわかる。
そして電車が花咲くいろは仕様!湯涌温泉の聖地巡礼ではお世話になった。
能登島にわたるつり橋の直前で公園があったので休憩。この日二度目の補給。
この日、あまり遅くなりすぎると次の日に予定があるため早めの帰宅をしなければならなくなったので、和倉温泉で温泉に浸かったらそのまま金沢経由で京都に帰ることにしました。以下は能登島や一度、両親と訪れた橋の写真。
能登島の道中、反対車線にサルが出てきてプリウスが急ブレーキ。後ろの車も激しいブレーキング。後続はハザードランプといった動物お騒がわせショーを見れましたw
橋を渡ると和倉温泉です。京都が実家で2017年2回目です。
温泉街ではかなり良いとこ。お風呂は和倉温泉総湯に入りました。
さっぱりしたところで和倉温泉駅から輪行して京都まで帰りましたとさ。
- 総括
夏キャンプということで軽装でもなんとかなるので真冬の四国一周に比べて比較的イージーでした。ただ、エアマットやロールマットは夏でも必要。
あとサドルバックには流行りの大型サドルバックやフロントバックも検討する価値は十分ある。
走行結果は以下の通り
リンクはこちら
1日目→<iframe height='405' width='590' frameborder='0' allowtransparency='true' scrolling='no' src='https://www.strava.com/activities/970481269/embed/278b41906e6a7b575c48a392b4e598eb865cc06c'>
2日目→<iframe height='405' width='590' frameborder='0' allowtransparency='true' scrolling='no' src='https://www.strava.com/activities/970486559/embed/e46c126590b23af135845623f1194533f27507b2'>
仕事がきっかけとはいえ、北陸の山、川、海あと、温泉といった大自然を全身で感じることができた。今回の旅では半島一周という意味ではあと50キロだけ富山の高山方面に走る必要があるが十分目的は達成できたと思う。
暖かくなり、仕事で滞在中の真冬のホクリクとはまた別の顔を見ることができてますます石川県が好きになった。
こういった経験をもっと積んで近いうちに四国一周のリベンジに対するモチベーションを上げることもできた。
終わり
2017GW旅行企画[能登半島1周]その1
- そうだ、能登。行こう
2017年、5月のゴールデンウィーク企画ということで能登半島1周自転車旅してきました。
なぜ能登半島なのかというと、仕事の長期出張ということで4か月金沢に住んでて、
興味が出たから。それだけ。
このブログでも[ロードオブホクリクライドシリーズ]ということで、金沢を拠点とした、日帰りサイクリングをちょこちょこ行って、そのシメということで半島一周。
目標は半島の最北端、最果ての地「狼煙」にある禄剛崎を制覇すること。
お泊りは大型連休ということで初めから宿泊は諦めてキャンプです。
- [0日目]
会社の本社に呼ばれたギルスパ。
理由はその石川県の長期出張の報告会。常務、専務、人事課長と結構なお偉いさん揃いの中で報告会するのは緊張しました。
…でその後、お食事会ということなのですが、時間は結構な深夜に。
おまけに帰りの電車は人身事故で止まる。結局JRに乗り換えて、終電の時間に…
京都から金沢へ輪行する予定でサンダーバードの始発は逃せない。
こんなことしてる場合じゃ…
ここで次の日(厳密には当日)の金沢までの乗車券と特急券を購入。
明日起きれたらイイネ(白目)
- [1日目]
時間ぎりぎりまで寝て、強制起床。
すぐ出発します。
そして帰省ラッシュの特急サンダーバード、満員電車、発射オーライ!
慣れたものですが輪行で2~3時間立ちっぱなしは楽勝です。
前のアンちゃんも立ってましたが限界感じて座り込む。
人事課長にお礼のメールを打っていたら金沢に到着しました。
ノープラン、低予算
ワクワクして仕方ない。
能登半島サイクリング行ってきます!
ところで、ボトルの中身は輪行を楽にするため、空っぽ。
補給食も何も買ってなかったので一人暮らしでお世話になった「大阪屋ショップ」に寄りました。
聞き覚えのある店内のスーパーの歌を聴いて
「こんな歌あったなw」と。スーパーの歌が頭に流れやすいのなんででしょうね?
水、おにぎりやコロッケ、パンを購入。
※のちにテーマソングが頭から離れないサマにw
半島は時計回りに攻略するので、まずは羽咋市を目指します。
ルートは海から少し内陸側の道もしくは[のと里山海道]に申し訳程度に設営されたサイクリング道。
海だ!
のと里山海道のサイクリング道をゆくと海を見ながら走ることができます。
しかしながら、何度も車道をくぐったり、細かいアップダウンが続いたり、そもそも車幅が狭くてわかりずらいなど、とにかく走りにくい。
高速巡行するため平行されて北上する159号線で羽咋市まで進みます。
正直退屈でした。でもじっくり走りながら荷物を車載する分とバックパックにしまう分を最適化できました。
そのまま沖縄や淡路島のような、風車のある景色を走り続けると、自然が生んだパワースポット「巌門洞窟」に到着。
ちょっくら寄り道してみました。
これは…!
今なお変化しているような岩や洞窟が見ることができます。
北陸には福井県の東尋坊も含めて変わった形の海岸が多くて楽しい。
アイスクリームを食べて休憩し、次は輪島市を目指します。
その道中にもB級スポットがちらほら。まぁ寄ってないけど看板写真だけ。
とにかく輪島市へ…目指していたのですが、またまたパワー(?)スポット
「義経の船隠し」です。
ガンダムとかでこういう場所に隠れるのあった気がする。
相変わらず面白い形の海岸が多い。
北陸の天候や風土はかなり特徴があるのだろうか?
16:00になったら、輪島市にようやく突入。
いろんなとこを寄り道していたので意外と遅めの突入でした。
ようやく自分が好きな風景に出会うことができた。
…と、ここまで来ると、海岸の風景がだんだんダイナミックになってきてサイクリングが楽しくなってきます。
輪島市の市街地まではまだ山を一個超えて25キロほど走る必要があったので道の駅でおにぎりを食べることに。
ここで一日目のスケジュールを検討。
輪島市の市街でお風呂と晩御飯+次の日の補給食や朝ごはんを購入→日没まで走れる県内の道の駅でキャンプ→決定
輪島市内の風景と晩御飯のラーメン屋さん。ここも小京都と名乗る日は近い気がする。
ラーメン屋さんではテレビ金沢がやっていて、今朝の金沢駅の様子をリポートされていた。自分もそこにいた。
石川県では相変わらずネタが少ないのか、何かと金沢駅によくカメラは出没する。
小さなスーパーで水とたんぱく質になりそうな煮豆やレトルトのたけのこご飯を購入。
バイクで同じくキャンプ旅をしているおっちゃんに遭遇。
デカイスーパーマーケットに売っているような惣菜が無かったのか、すぐに出てきた。
札幌から来ているらしいが、その様子ではまだまだアウトドア経験不足である。
10キロ先の白米千枚田道の駅まで頑張って日没までに移動開始。
能登半島で見た夕日は色の変わりようがとてもきれいでした。
19:00道の駅白米千枚田に到着。
…で、なぜか車がドカドカ入ってくる。パトカーまでうろうろしてる。
「え?何かイベントあるの?まぁ連休やし、でも水田やで?」
まさかの夜に人がたくさんいて、キャンプできないパターン?と思いきや…
→何もなかったようです。皆さん、ただ、夕日や少しでも明るいうちに千枚田の風景を見たいとのことでした。以下はその写真。
変な水田。階段のようになっている。高低差はなんと50m
合掌造りにせよ、昔の人の生活するための知恵と工夫にはいつも驚かされる。
車中泊をする人も多い道の駅でテントを設営。一日目はここまでです。
2日目に続く。