世界遺産白川郷サイクリング

  • 3度目のチャレンジ

久しぶりのブログ更新です。

表題の通り、白川郷に自転車で行ってきました。

三月に入り、北陸でもかなり晴れる日が多くなり、気温も上昇してきました。

実際石川県に滞在するのも仕事の都合上、長期出張ということで4月には関西に帰るわけで、金沢(実際には白山市)を拠点にできるの時間も長くはない。

ここに住むことが確定した日から「これなら日帰りで白川郷にサイクリング行けるぜ」

と思い立ってかなりの日が経ちました。

 

今週末しかないだろ

 

仕事の疲れか、体調不良で土曜日は寝込むとして、2017/3/12(日)に白川郷サイクリングを決行することにしました。

この日まで何度も試みた白川郷ですが、土砂降りや、BB故障といったトラブルが多く、うまくいかないサイクリングが続きましたが今度こそは!

と意気込みました。

AM4:30起床。天気は晴れ。気温は…ー1℃と冷え込むが…走れるコンディション

石川県山側環状線金沢大学前→富山県突入→福光と何度も走った道を日没前に淡々と走り、あっという間に高清水山の手前に。医王山と福光は気温ー3℃とかなり寒い。

山に入る前にデイリー山崎で大量のパンを購入。

この先40キロはコンビニやスーパーが一軒もない林道なので。

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相倉合掌造りにチャレンジした1月の時はロードバイクのBBがガタガタで相当しんどかったですが、今のDEFYはコンディション良好。

10キロの登りもそこまでしんどくありませんでした。

山道は相変わらず雪の壁。もう慣れた。

3000mの五箇山トンネルで下りに突入。そこを抜けると1月に訪れた相倉合掌造り。

「また来てしまったぜ。でも今日はこの先30キロの白川郷だ!」

相倉合掌造りを後に白川郷を目指します。

 

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  山を物凄い勢いでくだり、一気に川や池のある五箇山の谷へ。

庄川と呼ばれる川の上流を走り続けると白川郷です。

ほぼ360度白い山に囲まれた大自然を全身の毛穴で感じながら白川郷を目指します。

だいたい気温がー3℃で、心筋代謝を高めるのですぐにお腹がへります。

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道中にも合掌造りが。村上家というとこらしいです。

五箇山を過ぎてからは小さなアップダウンが続き、どちらかというと登り基調です。道の駅「上平」で休憩。

ここで残り16キロ。感覚的には意外とあっという間です。

そして石川県→富山県ときて岐阜県白川村に突入します。

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AM9:45

白川郷とうちゃこー!

始めに訪れたのは道の駅でした。

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トイレ行ったりちょっくらコーヒーとパンを食べて集落に向かいます。

もう入り口から相倉合掌造り集落とは圧倒的に規模が違うのがわかります。

まず人が多い。

合掌造りはもちろん、その他建物が多い。

コンビニがある←ココ超重要!

90キロ走ってきて前にも言ってたように自転車と同じ「シンプルかつ合理的」な建造物がたくさんあるので感動しました。

とりあえずお風呂だよ。

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AM8:00くらいまでなかなか気温が上がらずとにかく寒かったのでお風呂は凄く気持ち良かったです。

お風呂入って、サイダー飲んで一服して、ようやくお待ちかね白川郷散策!

ざっくりと冬の白川郷の写真を紹介

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スゴイスゴイ。合掌造りがありのまま…と思いきやよく見ると近代化改修されている物件もある模様。

それにしても集落として成り立ってるし、スケールも大きく見どころたくさん。

それから山の上から集落を一望できる展望台へ自走。

シャトルバス代は自転車なんでタダっす。

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なんてゆーか、限界集落でありながらヒトの知恵と団結力が寄り合ってここで昔から生活が成り立つことに人間の可能性を感じる風景でした。

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それにしても観光客が多い!韓国人中国人の自撮り棒何とかならんか?

ンでからゴミが多い!残念すぎるぜ!クルマで観光しに来る連中…

とりあえず下山。お土産を買ったり追加で写真をバシバシ撮るぜ!

↓お土産だよ

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ロードバイクと合掌造りのツーショット+その他

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マンホールまでオリジナルとは…

かなり堪能できたところで、帰路に。この日は日曜日で明日は仕事で家まではまだまだ90キロ近くあるから早めに出発しようかと。

さらば白川郷

  • 帰り道の寄り道1・菅沼合掌造り

帰り道の白川村から五箇山まではどちらかというと下り基調で楽ちんでした。

菅沼合掌造り集落まで戻ってきて、せっかくなのでちょっとだけ寄り道することに。

ここに寄れば合掌造り集落は相倉、菅沼、白川村と全てコンプリートなので。

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静かだ…ここは良い。

時間の流れがゆっくりで、落ち着いていて、どこか暖かいと感じる。

ここでバスガイドさんと観光客軍団登場。

ガイドさんが暇そうなので写真をお願いしました。撮影後のやり取り。

ギルスパ「ありがとうございます。」

ガイド「さっき白川郷にもいませんでした?」

ギルスパ「金沢から自転車で往復っす。こんな格好じゃ目立ちますよねw」

ガイドと観光客「エェェ~!?」

ちょっと恥ずかしかったっす。

何はともあれイオナと海じゃないけど冒険できてよかった。

俺はクライマーだ!山の登りで足なんかついてたまるかよ!!

帰りの五箇山は足の疲れも溜まっており、相当キツかった。

ストラーバGPSログによると上昇308mを平均勾配7.3%らしい。

汗だくになっちまった。そんなこんだで福光のデイリーヤマザキでカップ麺を食べてると二人組のサイクリストが。しゃべる。

どうやら初心者で機材の値段が性能の全てだと思い込んでるヤツらしい。

ヤツラ「8万のアンカー乗ってるっス。14万の欲しいっす。11速が付いてるんで絶対速くなれるっス」

ギルスパ「いいっすねー俺もまだ10速ですねー」

ヤツラ「今日はどこは走ったんっすか?」

ギルスパ「金沢から白川郷です。もう一山超えて帰ります」

ヤツラ「え?え?ェ?」

※実家に60万のラピエール・ゼリウスがあるなんて言えねぇw

テキトーにべた褒めしてやり過ごすw

 

ヤツラと別れて出発。医王山を越えて金沢大学前を通過。

正直疲れてるのですぐにでも家に帰りたい。でも聖地巡礼を兼ねて温泉も行きたい。

往復16キロも走るの面倒だな…

 

だが温泉行くか!

 

アニメ「花咲くいろは」の舞台になった湯涌温泉は近くて安い。白鷺の湯があるので重宝しています。時間は微妙に少ないけど16キロの寄り道して湯涌温泉で疲れを癒す目的で寄り道することにしました。

 

 

白川郷の話はここで終わりにしようと思います。

この日はアニメの聖地巡礼プラス温泉で湯涌温泉を訪れてますので別の記事にまとめようと思います。