本州最南端 潮岬ライド
- 「最北端の次は…」
去年2016年11月に近畿最北端の丹後半島「経ヶ岬」をキメたのを
「あれから一年か」と仕事中ボーっと考えてたので
そうだ「南」の方にいこう。と思い立ちました(出発2日前)
2017年10月の3連休を利用しようと思いましたが土曜日は組合の仕事で名古屋まで行かなければいけない。ただ、天気は雨。次の日は晴れなのでちょうど良かった。
目標は本州最南端である和歌山県串本市の潮岬。今回もテント・マット・シュラフ装備でどっかで一泊する。
そこからは伊勢志摩方面へ行けるとこまで走る。
- [一日目]
和歌山まで輪行し、駅を10:00頃到着。
自転車を持って和歌山に突入するのは恐らく学生の時のサイクリング部練習会以来なので5.6年ぶりといったところ。
まずは荷物を軽くするためにボトルは空っぽ。どこかで水を買うが、和歌山市内はDQNが非常に多いらしいので人工物が減ってくるまで南へ走ることに。
気が付いたら30キロほど走行してて南海市というとこに突入していた。
ここで水分と固形物補給。ただ、海岸を走行してるはずなのにやけに細かいアップダウンが多い。
そしてこの地形は最終目的地や伊勢志摩方面までひたすら続くことになる。
「さすがは紀ノ國と呼ばれたことはあるぜ」とか感心しながらも、最近自分の中で問題になっているヒザやアキレス腱の炎症を誘発しないように登りでなるたけ力を出さないように南へグイグイ進む。
道中紀伊半島がこの先ずーっと見える風景に出会った。
かすんで見えるもっと先に目的地があり、自力のエンジンで進まなくてはいけない。
毎回思うが、この瞬間が旅してる感を湧きたてるので自転車はやめられない。
田辺市にやってきた。時刻はすでに12:00で日没までにはお風呂と道の駅、そして繁華街の多い串本市に行きたいところ。白浜は今回はパスとした。
ペース的には日没までに串本市突入がギリギリであったところでトラブル発生。
パンクだ。
VittoriaのRubino Pro Controlは非常に良いタイヤでパンク知らずだったがここで謎の切粉を踏んだようだ。さらに自分はここでドアホなことをする羽目に…
「パンク修理パッチが無ぇ」とか言って本当はバックに入ってるのに確認不足で釣具屋さんのおっちゃんにビニールテープ借りたり、喫茶店のおっさんにパンク修理キット借りたりしてました。
ただ、お世話になりながらも頂いたパッチの劣化などにより2回連続リペア失敗。
その後、自分のバックからパナレーサーのイージーパッチ発見w
自分のバカヤロー!
なんとかパンク解消でしたけど、もうイージーパッチしか信用しねぇ!
あと予備のチューブはいるぞ
グダグダしてたら夕焼けがきれいな時間帯に…!
ここで日中ならサイコーだったのにな。
ここで状況確認。17:30で場所は串本市から40キロ離れたすさみ町。
道の駅はあるがお風呂がない。コンビニもない。
っつーわけでナイトライド突入してでも串本市までは走るしかない。
10ワットLEDを持ってきて良かった。何故なら外灯が何一つない沿岸だから。
2時間弱ライドして何とか到着。疲れた。
ここから野営するまでの、お風呂、晩飯はスピーディに。
お風呂屋のオッサン→いわゆる日本語が通用しないw
コンビニ→クルマ・オートバイ勢が買い占めw
なるほど。どうやら試されているらしいだ。今回はガスコンロを持ってなかったのが少し失敗。大型バックがないので仕方ない。
でも雑食のギルスパを侮っては困る。
ここで今晩のご飯は…ドラッグストアで購入。
夜:おかず用煮豆+豆乳+おでんセット+パン
朝:パン3個+コーヒー
これで750円。ほんとは美味しいもの食べたかったけど、やけに県外・県内のDQN車が多かったので監視の目が行き届かない可能性があったので警戒するため諦める。
道の駅でキャンプ。今日はここまで170キロの走行。
テントで寝てたらカサカサと聞こえる…テントの上に「G」がいるようだ
「ぅおー!!」
一日目はここまで。
- [2日目]
6:00まで爆睡。
日の出とともに帰港した漁船の音で目が覚めた。
ここから6キロ先の本州最南端に行き、朝食。あとは行けるとこまで伊勢志摩方面へ走るだけ。あとは輪行。
本州最南端なら近畿最南端ということにもなるよな。
何だよ、ここもキャンプ場かよ。道の駅じゃなくても良かったけど。
まぁ到着が日没後だったんで設営できなかったと思われる。
そしていよいよ今回の旅の目的地、本州最南端へ到着!
海、太平洋。水平線がどこまでも続いてる。
さてあと一日休みがあれば伊勢志摩まで行けたかもだけど、次の日から仕事なので今日の目標としては和歌山と三重の県境の熊野市まで行けたら上出来。
ここでコンビニ行くと面白いオッサンが。
「兄ちゃん日本一周か?」
「そんな大したものじゃないっす」
こんな感じで30分もしゃべった。
その後那智山で二度目のリアタイヤパンク。もうタイヤが限界か?
輪行のタイミングとしては和歌山方向でも伊勢志摩方向でも料金は同じ。
帰宅にも相当時間がかかるのでリペアして走ったところで状況は同じ。
今回の旅はここまでとする。
以下、串本→那智の写真
走行距離は30キロw合計200キロ。
数字だけ見たら一泊するまでもない日帰りだが和歌山スタートなのでライド開始まで時間がかかることもあり、泣いても笑ってもいわゆる輪行旅だった。
終わり