しまなみ海道サイクリングリベンジ

  • 2017走り納めとして

今年は2016をまたいで石川県での長期出張が終わって仕事がバタバタしたり。

7月にしまなみ海道を走ろうとして愛媛県新居浜市で交通事故でブッ飛ばされてはや5か月が経ち、自転車も身体も復活したので天気が微妙でしたがもう一度同じコースをリベンジ。

これまで四国は2回行って2回ともトラブルでツアー中止でトラブル発生率100%を誇る。

何かと縁がない土地であるが運命なんてものはないと信じて三度目の正直、三度目の四国上陸をしようとした。

今回はフロントバックを導入したことや、久しぶりの真冬キャンプだが、2年間のノウハウを試す。

 

  • 0日目

仕事納めは休み少なめの12月29日でした。

夕方までビールの酔いが残りつつもスタンバる。

でその日の夜中初のフェリーに乗って三度四国の徳島県へ。

神戸三宮から徳島の「ジャンボフェリー」にはかなりお世話になっている。

ギリギリまで天候が微妙だったので年明けに行くことも考えたがヤッパリくことに。

2017のリベンジは2017に果たす!

 

冬にキャンプツーリングするので荷物が多い。

とはいえこの二年間のノウハウでかなーり軽量化できている。

今回は大型サドルバックやフロントバック、そして朝早く、夜明け前なのでセットアップに時間がかかりつつも5:45に徳島に出発。

徳島の五色台付近で迷いつつも海岸付近の21号線を目指す。

その道中、岡山に続く瀬戸中央道付近を横切るさぬき市辺りで地元に帰省するサイクリストに遭遇。年も近くいろいろ喋れて楽しかった。

その後徳島県の特権「うどん」を朝ごはんがてらピットイン。

AM6:00からやっているのがほとんどなので大変便利。

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早い、うまい、安いの三拍子って牛丼屋と一緒じゃんw

すべてにおいて牛丼屋を上回ってるけど。

走る、食べるの繰り返しができる。手軽さもコンビニ並みなのでサイクリストにとっては本当に恵まれている場所である。

その後、のんびり走っていると観音寺市を経て気が付いたら四国中央市に突入。若干遠くがボヤっている。やっぱり天気はイマイチだ。

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それでも走っていて気持ちいい。

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その後はもう一度うどん屋に、いくら何でも安すぎw

峠を登って新居浜市へ。

 

「来いよ運命、交通事故なんて捨ててかかってこい」

「楽に殺しちゃつまらんだろう。クルマを突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。
そうじゃないのか運命」

「てめぇを殺してやる!」
「さぁ、安全運転を放棄しろ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。 ……来いよ運命。怖いのか?」
「ぶっ殺してやる!」

「交通事故なんて必要ねぇ! へへへへっ」

「交通事故にはもう用はねぇ! へへへへっ…… ケガも必要ねぇや、へへへへっ……
誰がてめぇなんか、てめぇなんか怖かねぇ! ……野郎、ぶっ殺してやぁぁる!!!」

 

何も起こらなかったですw

…気が付くと俺はあの日あの時、事故が起こった交差点で信号待ちをしていた。

救急搬送された病院も目の当たりにした。

ここで右直事故で5メートルのビックエアして死にかけたんだよな?

現場を見て正直想像以上にヤバイ激突だったと思う。

ヤッパリ特殊な交差点だ。それにしてもあのドライバーは反省しているだろうか?

まぁしてないだろうなw

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ここまで走行約120キロ、ここから先は知らない場所、ようやく本来のツアーコンテニューができる。やっとサイクリングが楽しめている自分がいたような気がした。

四国の北側のアーチを走り終えて今治市を目指す。道中しまなみ海道のつり橋の柱が見えた。走りたいばしょが見えてかなーりテンションが上がる。

かつて今日が岬を目指して丹後半島を走って天橋立が見えてきたときに似ている。

※肉眼では見えていたものの写真では写っていない

今治市街地でお風呂休憩することに今回寄ったのはサイクリスト御用達のお風呂

しまなみ温泉 喜助の湯 (キスケの湯 今治駅前店)

メチャメチャ速そうな人が多い。スピリットオブザスポーツを感じる温泉でした。

…がここで天気予報をチェックすると次の日の朝が非常に怪しい。

というわけで、この日のうちになるだけしまなみ海道を走破して雨に濡れずに広島県尾道市輪行する。せっかくのしまなみ海道がもったいないけど天気はどうにもならない。

そしてサイクリストの聖地「しまなみ海道」に足を踏み入れることがようやく叶った。

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夕方なると日中のボヤってるのがマシになって見晴らしが良くますます気持ちがよい。ここがサイクリストの聖地と呼ばれる理由がわかった気がする。

以下はその写真。今度は暖かい時期に走りたい。

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夕焼けのしまなみ海道もアリやなぁ。

さて問題はどこでキャンプするのか?ググるとキャンプ場発見。

いくか…!

地元のスーパーでパスタ、ソーセージ、煮豆、次の日のパンを購入。

これだけ買って¥1,000。キャンプの準備完了!

道中の日没後のしまなみ海道もアリ…なのか?

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その後キャンプ場に到着。見近島キャンプ場。今日のキャンプはここで決定。

二輪車(原付のみ)と自転車・歩行者しかいけないとこです。

っつーわけでこんな真冬にキャンプするバカばかりw

設営完了、そしてご飯はパスタ。300g全部食べる。

周りは自分より経験者…っぽいけど食べてるものはレトルトばかり…

中には21:00までガンガンロープの杭を打ち直す不器用な人も…

うるさくて寝れない。設営ぐらい練習して来いよw

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ちょっと曇って月にヘイローがかかってました。(デジカメで何とか写った)

1日目はここまで。走行距離は190キロ。

 

寒い…!キャンプノウハウを生かしてこんな対策をしてみた

1:シュラフではなく着込んで寒さ対策をする

2:マットは銀マットで軽量化

3:つま先や背中はカイロガン積みで対策。

この日の大三島付近の気温はアメダスでは2.4℃。ギリギリ寝れない。まだまだ修行不足だ…AM2:00ごろに天気をチェック。

雨雲が接近してる!ヤバイ

冬に濡れるとホントにヤバイ。というわけでしまなみ海道の景色はもったいないけどAM3:00尾道市に向けて出発することにした。

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…任務完了

アホや。サイクリストの聖地をオーバーナイトなんてもったいなすぎる。

デジカメなんでフラッシュたけるけど背景真っ黒けw

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その後AM4:00ごろ「やっぱり雨降ってきやがった」

ここからは急ぐ。その後の写真は以下の通り。

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何も見えない。大晦日の夜中に雨の降るなか必死に走るのは去年も同じ。

毎年こんなんだしついてねーな。

雨のレベルはパラパラ~バラバラといったあたり。急がないといけない。

その後は無心でしまなみ海道を走った。

一番本州に近い向島は結構街だった。

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ただ、意外だったのは本州からしまなみ海道向島にわたるのは渡船しか手段がないということ。コストは自転車¥110

そしてしまなみ海道走破!(後半何も見なかったけど)

朝一の尾道市はひどく冷えてた。その後晴れていたら広島県の呉とか行きたかったけど新幹線で輪行新尾道駅でツアー終了。

走行データはこちら→しまなみ海道怒涛の雨オーバーナイト

246キロで獲得高度2118メートルでした。

今回のライドでなんだかんだ四国をトラブルで(まぁ天気は残念だったけど)ツアー終了することができた。

2017走り納めとしては結果オーライのツアーとなりなんだかんだ気に入っている。

今度来るときはUFOラインとかも走ってみたい。

そして最後にはいつか必ず四国一周してみせるぞ!

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終わり