2018走り納め[房総半島一周]
- 「そうだ、千葉県、行こう」
2018年走り納めということで千葉県房総半島一周行ってきました。
今回の旅の伏線としては
1:関東地方行ったことない
2:今年の4月に課長が千葉県から来たこと
などなど
東京駅まで行って房総半島を走ってもいいけど、都会のコンクリートジャングルを走りたくない。
新幹線で新横浜まで行く。横須賀から東京湾をまたいで千葉県上陸する過程で行こうと思った。
今回の目標は千葉県・茨城県の県境の「銚子」へ行く。
できれば大洗に行く。ガルパンの影響だ!
今回ももちろん基本的に寝泊まりはキャンプです。
- [1日目]
年末の帰省ラッシュなので指定席は…と思いきや前日のネット予約では奇跡的に最後尾席をGETできました。
米原や名古屋市内は雪で真っ白だった。東海道新幹線N700系には雪をガンガン走れる能力がないためゆっくり走行したり豊橋駅で除雪作業するために停車することになり結構遅れた。
新横浜についた。仕事の疲れはリセットできてないのか、いきなり寝てましたw
「まずは横須賀鎮守府を目指すぜ!」と気合を入れてスタートするも、開幕新横浜駅周辺で迷子になったw
横浜市街地の大通りを走って横須賀を目指す。都会のレベルが違うと感じました。
三浦半島を南に走り続けると小さな山が増えてきて横須賀っぽくなってくる。道路の標識も横須賀まで「何キロ」と書いてある。
道中何人かのロードバイク集団に抜かされた。バックパック無しなので三浦半島一周かな?
挨拶なかった…関東ではあまり自転車仲間に会釈する習慣は無いのかな?
あと道は結構広めで車の運転もそこまで荒くなくて意外と自転車も走りやすかったです。
横須賀鎮守府キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
かつて仲間たちと一緒に行った軍港巡りのポート!
舞鶴ではほぼ見れない潜水艦!!
そして奥のは183ということは「かが」!!!
また会ったな。自分にとっては時間がいくらあっても足りないかと。
イオナァァァー!!!
記念館三笠は本日お休み。
さてここに来たらお昼ご飯はカレーだ。
議論の余地はないと思うが…?ということで探しているとよさげなお店があったので入ってみました「ご当地グルメレストランLAUNA」
フハハハハハ。自転車で横須賀散策しつつ、カレーご馳走になって…
勝利!!
カレーは鶏肉や野菜が大きめでスパイスも柚子?のようなスパイスが効いて美味しかったです。
いつもそうだけど40ℓバックパックを持っていると「どこから来たの?」
という話を聞いて頂ける。
「京都から来ました。自転車で房総半島一周です。まぁ今日はまだ40キロしか走ってないんですけどね。」
「僕らからしたら40キロの時点でとんでもないですw」
そりゃそうだ。
なんでも普段の休日は人がすごく並ぶそうで。本当にタイミングが良かった。感謝です。
さらば横須賀。ここからは東京湾フェリーターミナルへ向かいます。
道中、富士山が横須賀の街並みとセットできれいに見ることができた。
横須賀から富士山を見ることができるとは思わなかったので驚いた。
すっかり白くなって富士山らしいと感じました。
フェリーターミナル到着。
船内に入ると 貴様はッ…!
ここで自転車で乗る仲間と会うことができた。埼玉県で実業団レーサーのSTRAVAでは「MA→」さん
今年の夏、事故って今回はリハビリのロングということでオール自走で房総半島一周だとか。やはり実業団ヤバイ。
船内では強くなるためのポイントやらをアドバイスして頂けました。
千葉県突入!!
ルートも同じなので一緒に走ることになったw
とはいえギルスパこと自分は真冬キャンピング重装備、引張りつつ、
ゆっくりナイトライドに突入しました。
なぜなら新幹線遅れたり迷子になったり、横須賀で観光しすぎたからw
最南端の南房総市付近で日没に。コンビニが一切ない区間が続きます。
ペースも落ちてくるし、走る方角が北方向になるにつれ風がどんどん強くなる「ヤバイ」
何とかコンビニについてここでしっかりめに補給と晩御飯+朝ごはんを買いました。
その後もナイトライドは続きます…
何とか鴨川市へ。
ここでお風呂と思わしき旅館に着いた。日帰り入浴OKなので寄ってみたが、誰もいない…
と、おばさん2人。もうお風呂終わったらしい。
あとは紳士なおじさん1人+ジャージのオッサン
どういう状況だ?マジでわからん
のちに分かったことは
ジャージのオッサン→民宿の主
紳士のおじさん→ヨットで冒険中の人
現在お風呂には中年夫婦で入浴中なので終わったらギルスパと紳士のおじさんで入ってね。ということ。
めちゃくちゃだ。でもヨット乗りのおじさんとヨット界のお話を聞くことができてよかった。
ヤッパリ旅は知らない世界の事聞けたりローカルな事を聞けるので楽しい
「どうぞお気を付けて」
その後、近くの砂浜に行って1日目のキャンプを設営した。
この日の日没から夜明けまでの千葉県鴨川市の気温は3.5℃
装備は十分な寒さ対策をしたので問題なし。
しかしながら砂浜は意外と傾斜が付いて身体がズレます。
最も問題なのは風が強く、突風レベルでテントの通気口から砂が入ること。これは次回以降改善と対策をしたところです。
1日目は146キロ、662m上昇でした。
最終兵器睡眠薬を飲んでおやすみなさい。
- [2日目]
AM5:00に解除し忘れていたアラームで起床。千葉県房総半島の夜明けだ。プラスアルファの要素として考えていた茨城県大洗市に向かうことは夜間の気温が氷点下になるため断念。またアキレス腱のケガも怖いです。
身体の体調はGOOD.ただ、荷物が多いので肩がしんどい。
これは単純にトレーニング不足ですw
この日は銚子を最終目的地として勝浦、九十九里浜を駆け抜けてゆく。
二日目は走りに専念します。ある程度脚のエンジンがかかりやすい。
あっという間に勝浦についた。
有名らしい?鴨川シーワールド
まぁほぼ平坦ですけど、今回は重装備なんで感覚的には…
広い!これを見に来た。
この時期でもサーフィンしてる人がいる…強い!
そして蒼い水平線がイイ
この日は風向きが相変わらず向かい風ですが、千葉県は北上するにつれて東向きになる。さらに風向き自体が北から西に変わってきました。
長い九十九里が終わりつつある。昨日と午前中は抵抗だった向かい風はギルスパの味方になってきた。
巡航速度は25km/hから35km/hが可能に。
かなり房総半島の東に来た。長く伸びる砂浜は水平線と融合するくらい先まで伸びている。これを全部走ってきたと思うと達成感があります。
絶対、元コンビニw
草原がひたすら広がる道を過ぎると…
海の上に風車が。ンでから今回のファイナルディスティネーション犬吠埼灯台に到着。海鮮丼食べて京都に帰ろう。重装備で向かい風120キロ走った後に食べる海鮮丼は神!勝利!!
5キロほど走ると銚子駅に到着しました。
これにてツアー終了…
東京行の特急しおさいが10分後に出発。ヤバイ!
これを逃すと次は2時間後で東京に18:00着。これはまずいので。逃してはならない。
経験と練習を重ねた輪行スキルをここで発揮しました。
7分で荷造り、さすがに荒いけど。
2日目は128キロで602m上昇でした。
合計で 274キロで1200mの上昇。装備や向かい風がなければ何てことないですが、実に濃密なサイクリングでした。
あっ!スカイツリー!肉眼では初めて見た。
あっ!!E5はやぶさ!!これも肉眼では初めて見た。
のんきに写真撮ってますが、東京駅に着いたとたん年末帰省ラッシュでとんでもない人でした。
この時期に駅に着いてから新幹線の切符を買おうとする人
改札ピンポーンな人
なぜか止まっているエスカレーター。
これが日本の中心…ここでは働きたくないと感じた…感じてしまった。
- まとめ
今回は冬キャンプサイクリングを行うにあたって今までのノウハウを結集させた。冬に強風の中で過ごすことができた。
今回もいろんな出会いがあった。
日本はどこ行ってもオッサンは大体同じなのかな?とも感じました。
時間があれば銚子の観光をもう少ししたかったけど今回はしっかり房総半島の景色、風、おいしいものを全身の毛穴で受け止められたので良いとしたいと思います。
おわり