Mt,富士ヒルクライム2018参戦

  • 目指すはゴールドリング

お久しぶりです。
4月にヒルクライムシーズンの初戦として伊吹山ヒルクライムに参戦して以来のブログ更新です。
昨年、富士ヒルクライムに初参戦し、メカトラブルが発生しつつもシルバーリングを獲得し、この半年はゴールドリングを目標に山ばっかり走り込んでました。
そしてようやく2年目の富士ヒルクライムがやって来たのでその報告をまとめようと思います。

今回の記事では、長い前置きはナシです。
早速結果から。
1時間8分31秒、年代別50位。
ゴールドリング獲得ならず!残念。
自己記録としては5分ほどタイムを短縮できましたがここから1時間5分を切るためにあと4分速く走らないといけない。
ここからの壁は本当にキツいぜ。

もし良ければ、本番に至る茶番劇を読んでくれたら嬉しいです。

伊吹山ヒルクライムから富士ヒルクライムまではアキレス腱炎と隣合わせで走ってました。
とは言え、平日は仕事が忙しいので5時起き20時帰宅の家で寝るだけの生活。
トレーニングなんて全くできません。週末ちょこっと走るだけで
何の練習もできませんでしたああぁ。

  • 0日目

で、いよいよ迎えた富士ヒルクライム前々日。
もうヤケになって金曜日は晩御飯2回も食べてました。間違いだらけのカーボローディング。
ギョウザ3人前とラーメン食べてました。
家帰ってからもフツーに決めました。

  • 1日目

京都から山梨県。高速道路でGO。寝不足だったので出発前に2時間二度寝をしたら休憩なしで運転できました。※運転時間5時間
だんだん自転車レース遠征における長距離運転にも耐性がついてきた。
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受け付けは今年も前日のみ18時まで。
なんとかなりました。
チョロッとブースを見て周りましたがシマノ鈴鹿ロードより少し少ないくらいで、国内最大規模じゃないかと思います。
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次の日は早いので、ささっとご飯とお風呂を済ませたいところでしたが、駐車場から出ていくクルマが大渋滞してて会場に閉じ込められました。

10分くらい考えた結果、歩きで近くのコンビニに行くことにしました。
食べ歩きカップラーメンでカーボローディング。
アホな大学生でもしないぞ?
追加でおにぎりやらパンを食べまくって駐車場に戻ったら渋滞は解消していたので、日帰り温泉なとこに出発。
河口湖と西湖周辺はお風呂と優秀な道の駅があるので去年は重宝した。
今年もそこで野宿しました。
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実はレースでまともな宿に泊まったことが2回ぐらいしかない。
もうこんな環境で寝たってある程度パフォーマンスを発揮できるしやっぱり総合力ですよ。
1日目終了。

  • 1.5日目

夜中に暴走族の小隊が終結して爆音てレベルじゃないので強制起床しました。
30分くらいでどこかへ行ってしまったが、正直コールが上手かった。
その後は睡眠薬を飲んで強制就寝。

  • 2日目

AM4:00
レースの日の朝は早い。
起きてパンとコーヒーを少し食べて歯を磨いてレース会場へ。
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体調は悪くない。ただ、既に霧がヤバイ。
「やっぱり雨かぁ」
と思いきやギリギリ気にならないレベルでしか雨が降ってない。
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持参したローラー台でウォーミングアップを始める。パワー全開できるように栄養ドリンクも全部飲む。これで完璧。

悩んだ結果、下山のコトを考えてフロントのみクリンチャーホイールに換装。
装備面では今回は発売して間もないgarmin edge130を装備。
給水は無し。従ってボトルゲージ無し。
ポケットには財布と端末。ちょっと今回は貴重品を多めに身に付けておくことにした。

レース開始は7:05分なのでクルマのそばで6:00までウォーミングアップをして、スタート集合場所に向かった。

  • レーススタート

会場を第3ウェーブでスタート。タイム計測ラインを越えたあたりから急に雨が降ってきた。
さすがに一般の部で最速スタートだけあって実力は自分と同等かそれ以上の人しかいない。

走り出してようやく息がすぐに上がることに気がついた。やはり心肺機能のトレーニング不足か?
また、水ゼロも失敗だった。正直キツいぜ。

ガーミンは自動でラップを刻んで5キロメートル毎にタイムを教えてくれた。
5キロで15分ジャストや14分後半で走り続けてレースは後半戦に。
コースは22キロほどあり単純計算で1時間5分以内にフィニッシュできる可能性は低いと確信した。

ゴールに合わせるかのように天気は回復してきた。高度が上がり樹海も森林限界で無くなり、視界もクリアになった。

「ここから集中だぞ」と自分に言い聞かせる。
飛ばしたいのに息がキツい。
実際、脚には余裕がある。ダンシングすると、練習の成果充分なほど進む、が…続かない。

ジリジリペースが落ちて残り3キロに。
19キロから20キロの区間は勾配がキツめでスプリント区間だ。
不思議なことに周りの選手がペースダウンしたように思えた。
「やはり激坂タイプなのか俺は?」
その後の2キロは勾配3%のスピード区間だ。
去年、サドルがパージしてしまったポイントでもある。
ギアをアウターに入れて一気に45km/hまで加速する。その後フィニッシュ。
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ネット速報では1時間8分31秒。
ゴールドリング獲得ならず。
しかし記録を5分ほど更新してまずまずの結果だ。

空気が薄いこともあってか消耗感があり少し気分が悪かった。
「富士山で飲むオレンジジュースはサイコーだぜ」
下山の荷物には防寒具しかなかったので水分が欲しくて仕方なかった。
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その後は山小屋を満喫。
去年は第13ウェーブで人が多すぎて写真も撮れなかった。

「ここでしか買えないもの下さい!」
お土産に鈴とか佃煮とか買ってみた。
雲が多くて絶景とは言えないけど、富士山の山小屋をはじめて堪能できた。


- 恐怖!下山第2ウェーブ
下りはヤバかった。まだまだレースは後続のウェーブがレース中で密集した集団では右車線にはみ出る選手と急ぎの下山で右側走る人がぶつかりそうになった。
あとカーボンチューブラーの人が下ってる真っ最中にバーストして軽くサバイバルでした。
大規模ヒルクライムマジ怖い。


- 恐怖!!覆面パトカー取り締まり
下山後はほうとうどんが選手無料で頂けた。
大会のそう動員数と仕事の早さには感謝しかなかった。
で、自分は京都から来てるので早めに帰宅することのした。
さらば山梨県とフッジッサーン来年こそゴールドリング取りに来るぜ!
とは言え帰りは高速道路を400キロひたすら走る。
新東名はスピード出るので左のトラックでもギリギリ100km/hで走る。スピード違反で捕まりたくはないのでゆっくりトラックの後ろに続くことにした。

で、静岡県浜松付近で怪しいクラウンが5時の方向に密着していた。
飛ばしている軽四が案の定、目の前で連れていかれた。
恐るべし覆面パトカー。
安全運転で速度は守ろう。

2年目の富士ヒルクライムの総括
結果としては記録を更新するもゴールドには届かなかった。
大きな原因は平日全く運動しないことだろう。
心肺能力がヘボくなっているため山を走ってトレーニングして鍛えた脚を使いこなせていない。
休日も平日もトレーニング方法をもう少し考え直す必要がありそうだ。
心拍数を重視したトレーニングを考えたりして、来年は今と同等かそれ以上の脚力を維持しつつ、大幅な心肺機能向上を目標に3年目の富士ヒルクライムに出場することを決めた。

3年目こそはゴールドリング取るぞ!
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終わり