しまなみ海道プラスとびしま海道サイクリング
- 今度こそしまなみ海道
6月の富士ヒルクライム以降の一か月ぶりのブログ更新です
しまなみ海道。これまで2回走ろうとチャレンジしたものの2016年には愛媛県でクルマと事故り、救急搬送
2017年末は走破したものの、夜中に雨の影響でしまなみ海道なのにナイトライドとなりました。
結局今までまともに一度も走ったことがありませんでした。
広島県呉から東に大小含めて7個の島でつながれた道を「とびしま海道」と言います。
せっかく尾道まで行くなら、ついでにとびしま海道もセットで走れば楽しそうと思い
今回久しぶりにキャンプ装備でツーリングすることにしました。
- 1日目しまなみ海道
延期された東京2020オリンピックが開幕となり2021年7月のカレンダーは7月22日~25日が4連休となり、そのうちの2日間を旅に当てました。
6:45
尾道までは新幹線で、新大阪から新尾道へ。新尾道はこだま号しか止まらないので、所要時間が長くなりますが初めから500系こだまで輪行します。
9:00
新尾道に到着
尾道からしまなみ海道1番目の島となる向島までは渡船で渡ります。
自転車110円
向島はそこそこ住宅や大き目のスーパーなどあります。
海沿いにこだわっているといきなり通行止めを食らった
さっさと2番目の島、因島へ行くべきです。
立ち寄り交通安全祈願やお守りを購入して納めました。
3番目の島は生口島。
特に立ち寄る場所はなかったのですが、風景がきれいだったので写真を。
4番目の島は大三島
この島からは住所としては愛媛県。
四国にトコトン縁がなく2回死にかけていますので今後絶対行かないと決意しておりますが、「四国の本島でなければ問題ない」
と思い、愛媛県に突入。
島をつなぐ多々羅大橋を渡り終えるとすぐに有名な「サイクリストの聖地」モニュメントがあります。
2017年末に仕方なくナイトライドして夜中に見ることしかできなかったモニュメントの背景には多々羅大橋が見えます。
「ようやくこれを見ることができた」記念撮影をして次なる島へ。
5番目の島は塩で有名な伯方島
この島に伯方の塩を使った塩ラーメン屋さんがあるとのことでお昼ご飯によることにしました。
「13:30か、遅めだから待たずに入れるだろう」そう思ってましたが、なんと40分待ち。
さすがに40分も待つことができなかったので急遽ほかの場所でお昼ご飯を食べるk十にしました。
地図を調べるとお昼から営業しているお寿司屋さんがあったので
寄ることに。
「ええやん!」
瀬戸内海の風景を見ながら美味しいお寿司(サーモン丼)を頂きました。
6番目の島は大島。
しまなみ海道の推奨ルートは島の真ん中を行くルートですがあえて、海沿いを走ることにしました。
「道の駅よしうみいきいき館」と「亀老山展望台」に寄ろうと思います。
「いや、キツくね?」
細い、アップダウンキツイ、コーナーRもキツイ。
まぁまぁ時間をかけてしまいましたが、亀老山展望台の入り口に到着しました。
ここから暑くてキャンプ装備を担いでヒルクライム。
かなりきつかったですが到着。暑いのでジュースや伯方の塩ジェラートを食す。
展望台からは四国の愛媛県周辺と来島海峡大橋を見ることができました。
展望台を後にして、下ると「道の駅よしうみいきいき館」はすぐにつきました。
長いつり橋の柱が特徴の来島海峡大橋をバックに写真を撮りました。
四国の今治に上陸することはせず、しまなみ海道はこれで終わりです。
とびしま海道へ向かうためのフェリー乗り場や入浴施設は大三島にあるため、Uターンしてもう一度大三島まで戻ります。
マーレ・グラッシア大三島という温泉施設に到着。
海水風呂をはじめ、多くの薬風呂があり、夕方には瀬戸内海に夕日が沈む風景を楽しみながら露天風呂で疲れを癒すことができました。
すぐ隣には伯方の塩の工場がありました。
近くのキャンプ場で一泊し、この日のライドはこれで終了。
真夏シーズンのキャンプは初めてでしたが半パンTシャツで暑すぎず寒くなく寝やすい気温でした。
あえてシュラフは持たないのが正解となりました。
この日は130km走りました。
- 2日目とびしま海道
キャンプした場所があまり長居できない場所だったので4:00に起床4:45に撤収
出発後、海と日の出を見ながら朝ごはんにおにぎりを食べました。
30分くらいでフェリー乗り場に到着。
明らかに出発が早くて尚且つ何も調べてこなかったせいで2時間半ほど待たないととびしま海道の岡村島への便がなく長い時間田舎の港町の雰囲気の中待つことに。
今治から岡村島への自転車が多いものの、1台だけ乗船することができたので少し早めの便に乗ることができました。
8:20
20分ほどで岡村島に到着。
しまなみ海道と違い、ほとんどお店らしいトコやサイクルステーション的な施設がないのですが、個人的には静かな海を走れるので走っていて気持ちが良かったです。
朝の時間帯はクルマもほとんど通らず、種子島を思い出しました。
小さな島を2つ経由したら4番目の島「大崎下島」へ。ここの南側には江戸時代に瀬戸内海を航行するために潮の流れや風を待つための街として栄えた御手洗があります。
9:00
今も昔の建造物が数多く残されており、軽く観光していきました。
朝の時間帯ということもあり、全く観光客はいませんでした。
右読みの病院やなんともレトロな日本の風景があります。
山を登ると「歴史の見える丘公園」という展望台があり、ここでも瀬戸内海の特徴的な島が並ぶ風景を見ることができました。
続いて、5番目の「豊島」、「上蒲刈島」「下蒲刈島」と続けて走り続けました。
これで今回の度の目的である「しまなみ海道」「とびしま海道」走破。
- 呉へ
11:00
本州に戻り呉へ向かうための道はいきなりクルマが多くてかなり気を付けないと危険でした。暑さも島と段違いなのでコンビニで早めの休憩。
呉の港町はとてもコンパクトですが呉市全体はそこそこ広く、「広」という街を経由して呉の港町に到着。
大和の他にも潜水艦伊401もここで建造されたとのこと。
大型船が今も建造されており立派なクレーンがたくさん立ち並んでいました。
- 広島へ
旅の目的は観光ではなく海道を走ることでしたので食べることにそこまでこだわるべきではないと考えました。
ここまで来たらお昼にカレーを食べようかと思いましたが、4連休なのかかなり人が多く、あまり人の多いトコに近づかないほうが良いのでは?
と思ったので呉を後にして広島に向かうことにしました。
「暮れから広島まで30キロ…お好み屋さんとかあるやろ?」
これが大間違い。
広島→呉の区間はほとんど山沿いの道だけでコンビニが数店あるのみでした。
お好み焼き屋さんもあるにはありましたが、基本的に夜の営業がメインらしく「準備中」でした。
道中広島の街が見えてきて旅の終わりが近づいてきまいた。
ただ、暑い。本当に暑いので早く新幹線に乗りたいという気持ちのほうが強いくらいでした。
暑さに負けず安全運転を続けてどうにか広島駅に到着。
マツダスタジアムなど。広島駅は大規模改修中とのことです。
今回の度はこれで終わりです。
2日目は110km走りました。
忙しい中なかなか行けなかった「しまなみ海道」をまともに走ることができました。
プラスアルファのとして「とびしま海道」もセットで走ることができました。
島を次から次へとフェリーやつり橋で何個もわたって200キロ走る。
終わってみるとあっという間でしたがかなり魅力のあるサイクリングでした。
おわり
オマケ
帰りの新幹線は時間だけ見てテキトーに予約しましたが、なんと最新鋭のN700Sが来てくれました。しかも先頭車両16号車。
シートは新しくて快適だし、かなり静かでした。
通常先頭車両というのは時速250km/hのスピードの風圧を受けて結構うるさいものですが、N700Aと比較して全然静かに感じました。低速走行時は車輪が回転しているのかどうかわからないくらい静かです。
さらに特大荷物スペースも明らかに広くなっており、自転車を輪行する余裕があるとも感じました。どれくらい余裕があるかというと自転車を席の後ろに置いたら通常(N700Aなど)リクライニングを少しも動かせないのですが、N700Sではリクライニングを半分くらい倒すことができました。
静かで居住性も快適になった最新鋭のN700Sを乗って体感することができて良かったと思います。