生活費の話+その他
- 節約生活を目指したはずが…
お久しぶりです。今回は反省会もかねてお金の話。
人生初の一人暮らしですが、「食費は一か月¥20000まで」という目標でやってきたけど…
やっぱりダメでした
1月15日あたりで既に¥10000を十分越してしまっている。
北陸は寒くて、仕事も残業が多めでたくさんご飯を食べてしまうのは仕方がないですが、おかずはボチボチの量で白ご飯をたくさん食べたら良いことは頭では理解している。
これを見て一番反省しないといけないのは一度の買い物の金額が高いということ。内訳まではここで紹介しきれないが、
とにかく買い物中に「あれも欲しい、これも食べたい」
といった感じで、ついつい買い足してしまっているとこ。
本当に必要な買い物の目的は主食のお米を除いて、野菜、お肉、牛乳、納豆
ぐらいのはずが、お菓子や、冷凍食品を買ってしまう。
平日はほとんどお金を使うことなく、昼食もお弁当を作って節約しているのに買い物のやりくりがヘタクソなせいで台無しに…
2月にはこれを克服しないとな。
- ふと思いついたこと(※親の遺伝とかの話)
で、この買い物のクセはおそらく母親のクセにそっくりだな、と思った。
実家にいるとき、自分と親父はシャンプーに「メ〇ット」を使っている。
※自分はダヴのほうが良いのだが…
で、そのメリットを「安いかったから」という理由でつめかえを7パックぐらい買ってくる。
「どーすんだこれ…」
約1年分のシャンプーのストックが溜まってたり、約半年分のコーンフレークやマヨネーズのストックがあることも。
そんな、「安かったから」でついつい追加の買い物をしてしまう点や、楽観的な思考ルーチンは恐らく母親の家系に共通らしいのでそちらの血を継いだのかと思うわけ。
一方身体のほうは、モヤシ。でも時給型。
これは父親寄り。父親は㊚3人兄弟だが、みんな登山とかすげぇらしい。
特に登山に興味が無かった若かった頃の親父もいきなり10キロの重装備を背負って富士山達成したとかなんとか。
とにかくだ、2月からは節約ガンバルぞ!
2017初走りオーバーナイトビワイチwith白髭神社初日の出
- 2016年末年始帰省
2016年12月28日に長期出張中の金沢における年内の仕事が終了し、実家の京都に帰省しました。
翌日、ギルスパはお昼の13:00から本来の勤務先の納会があるにもかかわらず…
「やっぱホームのサイクリングはさいこーだぜw」
とか叫びつつ、宇治川→浜大津→山科→京都の75キロコースをサイクリングを実施。
で、その後「まずった。時間がねぇ」というわけで会社の納会にぎりぎりセーフ。
納会は新大阪のホテルのホール貸し切りによるビールパーティー。
中間報告ということでみんなの前でビシッっとしゃべることができた。
その後、ウエパー梅田店に行ったり、終電までバーや居酒屋を5店回ったりと2016年最後に職場の仲間達と、とても楽しい時間を過ごしたわけです。
これで本当に満足か…?
何度も脳裏に浮かぶ、そのワードの訳は2015/12/29にアキレス腱損傷によりリタイアした四国一周自転車旅。
その続きをするのか?他に満足できるようなロングライドツアーをしなくてもいいのか?「それ」抜きでは2016年を終わらせるのは名残惜しいと思ったからです。
とはいえ、長期出張にて一時帰省中であることから、銀行、散髪、挨拶、定期の払い戻し、とやることが非常に多く、四国一周のコンテニューは叶わなかった。
- 2017初走り企画
12月30日、友人に北陸のお土産を渡したり、ゲーセンでガンスリンガーストラトス3をプレイしたりと、遊びほうけていた。
帰宅後、アパートにはないウィンターシーズンの魔物「こたつ」でゴロゴロとSNSを閲覧していると、「近畿一周」「東京→大阪キャノンボール」「大阪→岐阜帰省ロングライド」と皆さん、楽しそうなサイクリングを検討されているみたいで、今からでも自分も何か自転車旅できないかと考えた。
…で、いいことを思いついた。
それは初日の出を特別な場所から見ること。
パパっと近畿県内で初日の出スポットを検索すると、滋賀県白鬚神社が良いらしい。
そこはビワイチをするとき必ず通過するところであり、反時計周り浜大津から140キロの地点、そして日の出時刻は7:00.
これならいける!
思いついたツアー内容は以下の通り
2016/12/31の23:30に出発。オーバーナイトによるビワイチを実施。
2017/1/1の7:00までに白鬚人社に到着。初日の出を見る。
その後京都に帰る。
オーバーナイトはしたことがないから経験のためにもなって一石二鳥だぜ
と思い、やる気満々になってました。
…この時はまさかのシビアコンディションであることも知らずに。
- 初走りビワイチオーバーナイトwith白鬚神社初日の出ライド
予定通り出発、年末は寒い。一年前の四国を思い出すぜ。
というのもあっという間で、走り出すとすぐに温まります。
五条坂付近では除夜の鐘を聞こうと大勢の観光客が清水寺に集まっていました。
※道から見た清水寺のどっか
その後、浜大津の手前の坂道で0:00を迎えて、2017年突入。
あっという間に琵琶湖大橋まで到着。当たり前だが道には誰もいない、クルマもほぼ通らない。
※左に見えるのが琵琶湖大橋
琵琶湖大橋付近のコンビニで休憩、自前のおにぎりを食べておく。
てゆーか…変なヤツ、訳ありっぽいヤツしかコンビニにいねぇw
琵琶湖大橋を後にして琵琶湖の北を目指す。
時速30キロ前後と順調なペースで琵琶湖の道を走行していたが、近江八幡市の突入したあたりでいきなり路面がウェットになる。
その後、嫌な予感が確信に変わる
「まずい…?雨だ」
北に行くほど雨がきつくなり、カッパを持っていなかった為、体温を徐々にうばわれます。「とにかく止まらすに走り続け心筋代謝で体温をキープしないと…」と一瞬引き返そうかと考えていた次の瞬間…
水たまりに隠れていたアスファルト段差にとられて落車しました。
バイクはブラケットがズレた以外は無事。ヒザは分厚いウィンタータイツのおかげで擦り傷で済んだ。
※この時はずしていたグローブ紛失+タイツが破れてしまう
動揺しつつも目的を達成するために走り続けるが、落車が原因と思われるタイヤのサイドウォールの傷が原因となり米原市付近でパンク。
引き返すことに。この時点で家を出発して88キロ。
なぜかこの日に限ってパンク修理キットなし、予備チューブなし、輪行袋無し、時刻は3:30.絶望的。
2時間かけてリアタイヤパンクしながら50キロ走って琵琶湖大橋に。
ここで地図を開くと白鬚神社までは22キロ、ここまでパンクしながら走ってきた速さは時速25キロ。
行くかぁ?
どうしようか迷ってると、キャノンデールに乗ったサイクリストが白鬚神社方面に走っていくのを発見。
自分だけじゃなかった。まだだれか通るかもしれない…!
パンクしてもビワイチできなくても初日の出を見れたら丸儲けじゃないか!
なぜかあっさりさっきのキャノンデールに乗ったサイクリストに追いつき、しゃべりかける。彼の名前はツイッター上で「雨太郎」さん。
なんと彼も自分と同じで初日の出を見るために白髭神社を目指していたとのことで、一緒に行くことに。
ギリギリ白鬚神社到着。止まると寒く、準備しておいた毛布が役に立つ。
ものすごい数の車が路駐してあり、コンビニ、私有地関係なく駐車し、大型車両が立ち往生しているとんでもない光景でした
「混むに決まってんだろw」
バイオエンジンで走る自転車は大勝利でした。
琵琶湖に浮かぶ鳥居と残念ながら曇ってる夜明け前の空が非日常的で素晴らしい。
初日の出時刻までにいろいろと写真をパシャパシャ
そして曇りつつも初日の出は見ることができるのか!?
見えませんでしたw
実は「雨太郎」さんはカメラマンが本業らしく、ペンタックスのドデカいカメラをお持ちで、後に送ってもらった写真はさすがにキレイでした。
※ほぼ同時刻に撮影された写真。写り方違いすぎだろ…
おそらく日の出後。2017の夜明け。京都へ帰ろう。
その後、「雨太郎」さんに予備のチューブを分けてもらい、応急処置をして浜大津を目指します。
だいたいチューブを分けてもらった場合は¥1000払うのが相場だと思ったのですが、
「今後困ってる人がいたら同じように助けてあげてください」とのこと。
やっぱり自転車乗ってる人って良い人多い。自分も初心に戻ってパンク対策して、困ってる人がいたら助けてあげようと決心しました。
その後は睡魔、落車のダメージ、100キロに及ぶパンク走行による筋肉痛等ボロボロになりつつも浜大津に到着。
ここで、雨太郎さんと別行動。
「チューブ本当にありがとうございました」
そう言って実家を目指します。
帰りは初詣など大渋滞でした。
- あけましておめでとうございます
家に戻ると、
「おばあちゃん家行くで」
と母親に言われて、買い物を手伝うことに。
なんと、じいちゃんがもって帰れないのに朝から家電屋さんに並んで灯油ストーブを¥3000で買ったとか。
それで運んで欲しいとか。
「まぁいいや」といって飲み食いだらけのお正月が始まるのでした。
サイクリストの初心、パンク対処を忘れていたことで思わぬピンチに陥ったサイクリングになってしまった。
ビワイチできなかった、
雨にあった、
落車した、おまけに手袋も落とした、
でもかけがえのない仲間と出会えた。
そして何より運動した後のご飯はおいしい。
まぁそんなことで、2017年のスタートでした。
※以下帰り道の雨上がりの時の写真
デスレース2016
- ある意味グランフォンドのように過酷なキャンペーン
お久しぶりです。
ヒマなのでちょこっとしたことでブログを更新しようかと。
流行りのオンラインRPG「PSO2」
私は初代PSOのゲームキューブ版をよく友達の家で遊んだものです。
その、PSO2にて、石川に引っ越すタイミングとほぼ同時に、セブンイレブンとコラボキャンペーンが始まりました。
指定されたアイスクリームを購入してポイントを貯めると限定アイテムと交換できるというもの
目玉のアイテムは15ポイント。つまりはアイスクリーム¥1500分…
「このクソ寒い時期にアイスクリーム¥1500だと…クレイジーw」
→「だが行くか!」
決行しました。
かなり贅沢になりますが、仕事上がりにコンビニに寄って、コーヒーと
¥200のチョコレートのアイスクリームを買えばすぐであると思いました。
出張ということで初めての仕事に慣れていきつつ、仕事が終わってコンビニへ。仕事終わりのコーヒーと甘いものは美味しいものです。
…が、ある日いつも通りセブンイレブンに寄ると、¥200のアイスクリームが無くなってました。
他の店舗にも脚を運びましたが、やはりない。
考えられることは…アイスクリーム陳列の入れ替え…!
キャンペーン商品の代替品もなく、それをやられたら写真2枚目の中からは「スーパーカップ」と「ブラック」を一つづつ購入するのが最良の選択となります。(ブラックのみでは¥100未満なのでポイント無し)
しかし、これでは仕事上がりに食べきれない…
でも頑張りました。仕事が終わって晩御飯を自炊し、お風呂上がりに無理やりアイスクリームを胃袋に詰め込む。
「こりゃデブまっしぐらだな」
その一部始終がこちら
誰がこんな真冬にコンビニ行ってまでいつもスーパーカップとブラックばかり買うかよ!?
この状況下に置かれた時点ではあと制限期間内に真冬の北陸でスーパーカップ7個+ブラック6個を食べつくす計算に…
まさにデスレース!
それでも何とか15ポイント貯めることができ、後は自己満足の塊、ゲーム内のアイテムコード(アクセサリー:ダイヤモンドダスト)を入手しましたとさ。
副産物としてはセブンイレブン独自ブランドの「プレーンビスケット」を砕いてスーパーカップに混ぜて食べるととても美味しいことを発見できました。(オススメです)
めでたしめでたし。
実家を離れました
- 一人暮らし始めました。
仕事の都合で2016年12月から2017年3月いっぱいまで石川県で一人暮らしすることになりました。
※この記事を書いてる時点では既に2週間は過ごしてるわけですが…
住むところはアパート「レオ〇レス」です。
↓こんな部屋だ
あぁ…やっぱり自転車持ってきてしまったぜ。
会社からは実家に帰る費用は一か月に一回支給するとのこと。
今わかっている帰るタイミングとしては
1:年末年始
2:免許の更新
ぐらいです。
- 生活について
とはいえ、実は学生の時も一人暮らしは学生の時も全く経験がなく、不安で仕方なかったのですが…
なんということでしょう、問題なく自炊生活を送っています。
これは1週間、母親から料理のキモをレクチャーしてもらったおかげです。
あとは洗濯、食器洗いは普段からやってたので、あまり特別な感じはしなかったです。
もともと飲食店の厨房で4年間アルバイトをしていたこともあり、料理はすんなりとこなすことができました。
ここ最近は野菜が高いので、野菜多めで栄養を意識するのもいいですが、食費が掛かり過ぎているように感じます。
もっと麺類やお肉を増やしても問題なさそうです。
多分
というのもアトピー持ちのギルスパは、動物性たんぱく質に敏感で、食生活がアトピーの症状によく出ます。
…で、今は実家より調子が良い。
これはお肉が少なく食生活を送れている証拠。
- 家の周辺について
なーんにもないです。
不便です
ゲームセンターに行くのにバスで45分、しかも往復800円もかかります。
幸い、スーパーとドラッグストアが近いので難民ではないです。
建造中の北陸新幹線。ご覧の通り田んぼのど真ん中。
それでも何とかロードバイクとパソコンを苦労して持ってきたので、
晴れていればサイクリング。雪が積もればネットゲームができます。
北陸の寒さに負けないようにしないと。
それではまた
2016走り納め[経ヶ岬と天橋立]2
[2日目2016/11/13]
二日目朝は7:00前ぐらいに トントンと戸を叩かれて起床。
朝ごはんだった。
「あ!もうこんな時間か」
早起きできれば、もう一回海を散歩したかったので少し残念。結構疲れている様子である。でも、脚はそれなりにまだ元気。
特にゆっくりする必要もないのでちゃちゃっと朝ごはんと歯磨きを済ませて、旅館の支払いを済ませます。
「忘れてた。お値段ヤバそうなこと…」
当主「¥15000ですねー」
よかった。豪華なカニ料理のコースだから覚悟してたけど結構安い。
→レシートを見ると¥17000?
当主「サービスしとくよ。自転車旅頑張って。」
同じ自転車乗りとはいえここまでしてくれるとは…!とにかく感謝でした
二日目のここからはひたすら地元の京都に向かって走ります。
…が、帰り道の途中で舞鶴鎮守府に行けたらいいなと考えていたが、それは時間との相談次第。
とりあえず朝一の天橋立を満喫。
とても清々しいので写真撮るのがが止まらねぇ
その横で地元の方はフツーに通学路や、買い物道として通行してるw
もったいない意味で「住めば都」だなw
欲を言えば何か一つでもお土産が欲しかったとこだが、やっぱり朝市なのでどこもまだ閉まっている。
帰り道はというと早速風が強い。前に進まない。
しかも道間違えて半島をぐるりと一周して、ヤバそうな山道を走るハメに。
アーダコーダ言いながら舞鶴のとれとれセンターについたのは10:00前でした。
ここで補給のおにぎりを食べながら、ここまで来たのだから舞鶴鎮守府に行こうかどうかを考えた。
時間が微妙。舞鶴から京都は4時間ほどなのでここで寄り道し+昨日の疲れで疲弊した脚を考えると京都までざっくり5時間はかかる。
舞鶴で鎮守府に寄り道したいのなら、どう考えても天橋立で遊び過ぎたw
だが行くか
どうせ何もお土産買ってないのだから寄れるとこはトコトン寄っていく。
もう何回も行ってるから、道のライン取りはスピーディーに
とれとれセンターから舞鶴鎮守府は20分ほどで到着。
この日は結構船が停泊してました。
護衛艦130まつゆき
護衛艦151あさぎり
何か改造中のイージス艦177あたご
ミサイル艇232せんだい
ミサイル艇828うみたかと奥に同じようなヤツ
全体的にミサイル艇が多めでした。
前回来たときは232せんだいが呉から舞鶴に引っ越ししたということで覚えていたけど、ミサイルの時代ですか。果たして出番はあるのかねぇ…
めちゃくちゃカレーやら何やら買いたかったけど、荷物も重たいのでお土産はガマンして昼前に切り上げることに。
帰り道はというと、幸い強かった風も弱くなってました。
ダイナミックな半島の自然の中をたくさん走った。感じた。写真も撮った。
あとは地元京都まで帰るのみ。
距離は100キロ。ゆっくり目に行こう。
休憩は寄れる道の駅すべてに止まって、こまめに補給します。
いつもロングライドの終盤で補給を怠りガス欠状態になるのは悪い癖だ。
一回目の休憩は和知の道の駅
二回目は10キロだけ走って抹茶ラテよろしく京丹波の道の駅
三回目は亀岡のガレリア亀岡
やっぱり帰り道は早く感じるものです。
最後の峠。地元に最も近い山、老いノ坂峠を登り切り、下ったら京都だ!というとこでトラブル発生。
「チェーンリングが…回らねぇ!」
しかも下りで時速40キロ。ピンチでしたが、安全に走ることと、トラブル対処に全力で対応して変速を後段軽めにすることで何とかチェーンリングが回るように。
何とか峠を下りきり、止まって確認するとスプロケットのリングナットが緩んでました。
「帰ったら修理だな」
事実、ねじの山がつぶれかけて、滑り止めもヘタってたので次回のメンテで発注します。
17:00前には帰宅。結構疲れてるはずなのに、充実感がそれを麻痺させてました。
全走行距離は344キロ。獲得高度5473m。平均時速は25.3km/h
でした。
https://www.strava.com/activities/773891878
最後に、道中出会って会話をした方や、民宿旅館「川尻」の方に感謝を。
2016走り納め[経ヶ岬と天橋立]
「そうだ、経ヶ岬。行こう」
決まってしまった。
自分に決定した。
前から仕事で「石川県の取引がある会社の応援研修に人を出す必要がある」
と小耳に挟んでいたとはいえ、まさかそれが自分だったとは…!
そして、その期間11月21日から3月31日
ということで前の週は引っ越しでバタバタするから11/12.13の週末が事実上2016地元で過ごす最後の週末になったのです。
「コリャ…走り納めしないとな」
と言うことでロングライドしようと決意。
そして目的地の選んだのが近畿最北端の経ヶ岬。
実はバイクツーリングで一回行ったことがあるのですがあまり天気に恵まれず良い思い出はなかったりします。
自転車乗り何故か○○最北端とか最南端とかが大好きなので、行こうと決めたらもう自然の脅威しか止められません。
そんなわけで残り1週間、経ヶ岬制覇のための遅すぎるプランニングが始まりました。
宿泊?キャンプ?
そりゃキャンプの方が面白いし、安上がりだぜ。
しかしながらオカンやオヤジからピクッと来る情報が。
カニはウマイぞとのこと。
学生の時も今でもジリ貧サイクリングを楽しんでいた自分にとっては
素泊まりの旅館でさえ贅沢だと思ってしまう。
なので、カニ料理付の宿泊なんて勿体な過ぎる
でも長期出張で手当てはたくさん付くので、料理付の宿泊でサイクリングするプランで考えてみる事にしました。
まずは経ヶ岬までのルート。
京都の家から舞鶴まではジャスト100キロ
そこから宮津市の天橋立が+35キロ
そして経ヶ岬までが+30キロ
合計165キロ
往復で330キロ。
死ぬ気で強行すれば行けるんだろうけど、11月なので却下。
経ヶ岬から天橋立まで戻れば200キロ。
あそこなら旅館も多い、そこで一泊。
これで行こう
「たまにはドカーンと贅沢しようぜ」
と言うことでgoogle mapで民宿を探すことに。
ほぼ壊滅的に予約サイトは満室…
「き、聞いてみなきゃわからねぇよ」(焦)
と出発前日まで旅館が予約できてない状態で、電話しても予約とれないなら今回は諦めましょうと思って電話した結果…
女将「あー空いてますよ」
マジか…w
女将「で、お料理は?」
ギルスパ「い、¥16000ぐらいですかねぇ…」
しまった。つい動揺して財布の全財産申告してしまった…
女将「はいはい。じゃ用意しときます」
というわけで、あっさり旅のスケジュールが決定したのでした。
ちなみに天気は晴れ。これは良い旅になるぞ。
一日目[2016/11/12]
時間を逆算すると、舞鶴までは4時間の実績がある。そこから70キロ離れた経ヶ岬+天橋立に戻る30キロでまた4時間。
チェックイン夕方に済ませることを考えると朝4:00には出発したいところ。
というわけで3:30起床。
眠い+寒い。
眠気覚ましに1st峠老ノ坂を下り、亀岡に突入したら事件発生。
霧が尋常じゃなくヤバイ。ハンドル回りも水滴が…
濃霧ライドは初めての現象ですが、カバンに詰めたタオルをジャケットに突っ込んで、走りながら定期的に拭く対策をしました。
ウェアーがヅブ濡れになったら体温が奪われると判断したからです。
しかし、ここで追い討ち。
京丹波突入したあたりから気温が下がりまくり上半身の力が入らない事件発生。
観音峠を下り道の駅にストップ。
気温をチェックすると3.9℃、さらに濃霧。
「ガチの冬ウェア要るじゃねーか」
と呟き、自販機の抹茶ラテ飲みつつフリースをジャケット下に装備。
色々積んでおいて良かった。
10キロほど走り、も一回道の駅にIN
家で作ったおにぎりを食べて補給。
そこで出会った釣りのオッサンと仲良くなれました。
その後は濃霧が続きつつも気温は上がり、京丹波町、綾部市を通過し舞鶴市に突入しました。
予定通り4時間で到着。既に日も上がり明るく、暖かく、走りやすくなってました。
とれとれセンターで休憩をしてまずは補給。
そして、30キロ先の宮津市の天橋立に向かいます。
「海だ!」
やっぱり海は好きです。ついつい自転車を停めて写真撮影をしてしまいます。
キレイに写真が撮れるデジカメを買って良かった。
そのうち経ヶ岬まで続いてる178号線はこのような海岸沿いの道が続きます。
この時は特にキツい風もなく快適に進み、70分程で宮津市に突入。
そして天橋立が見えてきます。
初日の目的地は経ヶ岬ですが…
「ムリw天橋立を前に素通り出来るわけないじゃん」
ガッツリ満喫してしまいました。
土日なのでツアーや観光客が多くいました。
天橋立の北側に出ると再び178号線に出るのですが、直感的に「とある危機感」を感じました。
それは「この先食べ物が売ってるコンビニ等がない」ということ。
直感を信じて見かけたスーパーマーケットで補給じゃなくてしっかり食べてパン等も購入。
ゆっくり走って消化しながら33キロ先の経ヶ岬を目指します。
道は海岸沿いを離れて山へ。ショートカットしつつ、それなりにアップダウンが続きます。
走ること1時間。再び海に出ます。
「スゴいぜ。若狭湾は…」
かつて四国一週で感じたように最北端が近づくにつれて大自然のダイナミックさが増してくることを感じます。
トイレだけがある小屋を発見。大きな岩を削り出したみたいな構造で登れる。
そこからの風景がとても素晴らしかったので写真撮影。実は写真にもう経ヶ岬灯台が写っていたりします。
ここからは15分ほどで近畿最北端、経ヶ岬に到着
「ここが近畿最北端だぜ…!」
自転車に乗って来たので涼しい風が吹き抜け、海は透き通るように蒼くて本当に来て良かったと思えました。
予想していたとはいえコンビニがここまで一店舗もなかったので、スーパで買っておいた総菜パンを3個食べながら海を見て1時間ほど黄昏ました。
時刻が13:00ぐらいになってから宿泊の予約をしていた天橋立北側に戻ります。
ルートは行きと同じです。
宿のチェックインは基本的に16:00からなのでゆっくりめに走り、経ヶ岬を後にします。
「うお!?サルw」
その辺に野生の猿かよ…
さすがだぜ、やっぱすげぇよ。若狭湾。
仲良しそうで何より。ガソリンエンジン付きの乗り物に気を付けるんやで
この時点で初日は180キロ近く走っていたのでそれなりに脚がヘタっていました。
それでも90分ほどでお昼ご飯を食べたスーパーの近くに戻ってきました。
「さてさて、今夜の宿はどこかね?」
グーグルマップで調べてみるとスーパーのウラでしたw
「何だよすぐそこかよw」
時刻は15:00でチェックインまでまだまだ時間があり、何をしようか考えるとだいたい天橋立関連しか思いつかないので、
行動としては旅館にチェックインせずロードバイクを置かせてもらう交渉をしました。
OKもらえたのでロードバイク施錠。着替える。で、ケーブルカーで山に登り、高いとこから天橋立を見ることができる笠松公園へ行くことに。
上からの景色。
「これが天橋立…この景色も見たかったんだ」
ケーブルカー往復¥660+コーヒー¥150でも旅の思い出はプライスレス。
少し時間が遅くて夕暮れの景色ですが、これも良い。
公園の展望台閉館時間17:00いっぱいまで黄昏て、笠松公園を出ました。
この日は土曜日。ということはアニメ「ろんぐらいだぁす!」があるので見なければ。いつも通りお酒を飲んで観たかったのでスーパーに立ち寄り焼酎とおやつを購入。
旅館。かなり良い。
ほんとは先にお風呂したかったのですが、料理がそろそろということで待機することに。
そして…カニ料理が届きます。
「え?マジ?」
実は旅館の予約内容は電話でテキトーに済ませたのでいくらのプランなど全く把握していなかったのでまさかのカニたくさんのコースだとは思っていませんでした。※しかも一人一部屋です
「こんな贅沢していいいのかな?」とか「カニの身とるの難ぇー」とか「カニオイシー」とかいろんな思考が混ざりつつ、おかわりしまくって満腹に。
お風呂に行くと外国人の親子が露天風呂でわいわいしてました。
部屋でゆっくりしてると旅館の当主がやってきて大量の(でも見たことない)PowerGel系のフードを持ってきてくれました。
なんでも頭首もロードレーサーというでとても仲良くなれました。
お腹いっぱいで散歩しつつ、少し夜の天橋立をバックに写真をパシャリ。
アニメ「ろんぐらいだぁす!」をお酒を飲みながらツイッターで実況して、途中から記憶が飛んで、バタンと寝ました。
一日目は197キロ走りました。
2日目に続く
海上自衛隊舞鶴サマーフェスタ2016
- [つまり、舞鶴鎮守府フェスタということで良いんだよな]
事の始まりは「海上自衛隊舞鶴サマーフェスタ2016」当日の2か月以上前に遡る。
いつも通り仕事が終わり、電車でツイッターを見ていると、舞鶴で連日お祭り騒ぎなのだという情報が。
一つは「艦これ」のオンリー販売会。[2日目]
二つ目は海上自衛隊のいわゆる観艦式的なヤツ[1日目]
三つ目は町おこしグルメ
四つ目はまさかの赤煉瓦倉庫のプロジェクションマッピング
海好きでかつ、京都に住んでる自分としては「見逃せねぇ」ということで必ず行こうと決心しました。
さらにはサイクリングシーズンということで、「夏キャンプを兼ねて自転車にテントを積んでいくぜー!」と気合入れてました。
- [少し頭を冷やした一週間前]
当日およびその週末は曇りのち雨でした(怒)
フツーに考えても京都の夏は暑いので自転車及びキャンプは却下。
従って、ツイッターのほうでは知られていない愛車のオートバイ「Kawasaki er-6n]で行くことにしました。※写真は関西国際空港で撮影
- [サマーフェスタ]
下道で京都から舞鶴鎮守府までは1時間ちょっとで着けました。
自転車ならざっくり5時間はかかるところなのですが…
赤煉レンガ倉庫の駐車場にはすでにたくさんのクルマが。天気もこの時点では晴れていて、お客さんも多く、賑わっていました。自分としても朝からワクワクしていました。
早速この日のために停泊してくれている艦艇に視察しました。
目玉は何といっても潜水艦。普段の舞鶴鎮守府では見られないので期待。
「おぉましゅう、元気かね?」舞鶴ではいつも暇そうに停泊している補給艦です。
でも熊本震災の時は物資の調達に活躍したみたいです。
おそらくこの日一番大きな船でした。艦上見学は…できませんでした。
潜水艦はけっこう人が並んでいたので、いまだに太平洋戦争時の残りの機雷を処分するための「掃海艇」「すがしま」を見学させてもらいました。
ご覧の通り結構な盛況です。結構高い。次に艦橋内部へ。
個人的に一番目を引いたのはレーダーやら無線機といった電装装備。
アマチュア4級ではありますが無線機の免許を持っていますので、ドでかいアンテナを見て「これ出力何ワットなんだ?」と疑問に思い、自衛官に聞いてみました。
…非公開でした(当たり前だろw)レーダーに映っている影は舞鶴港の見取り図。
「レーダーなんて一般ピープルは使わねぇからわからねぇよ」→教えてくれました。
表示高度を下げる操作を実演してくれました。すると船の前方に見える小さい港巡り船の影をレーダーが捉えていて感動しました。
写真は撮ってないですが、室内には文字付の写真が飾ってあり、「どんなにハイテクでも武器は意志を持たない」(教訓かな?)と書いてありカッコよかったです。
船の外へ。写真3枚目に物騒なものがありますが、機雷を処分するための機銃。
普段は安全な場所まで引っ張って、潜水士が起爆装置的なものを取り付けて処分するらしいです。
外に出ると音楽隊のコンサートが。美味しい屋台の出店もたくさんありました。
次はいよいよ潜水艦へ。
潜水艦「あさしお」現役引退で解体予定だそうです。初めて動く潜水艦に立つことができて感動しました。海に停泊しているところを見ると、やはりクジラにしか見えない。
順番を待っていると、てっぺんから潜望鏡が展開されたり羽根みたいなのがバタバタ動いたりしてました。
よくわからないフタやらがたくさん。わかるのは人の出入り口ぐらいでしょうかw
さすがに撮影NGな部位が多かったので写真はこれだけ。
「ん?」と目を引くのは、電話が船の上にあること。「無線機使えば?」と思って近くの自衛官に聞いてみると、潜水艦は隠密重視なので中からは電波が届かないつくりになっているそうです。だから停泊中の連絡はすべて艦上に電話を引っ張り出して行うみたいです。これには驚きました。
船は一通り見たので赤レンガ倉庫へ。太平洋戦争時の貴重な品物や写真が展示されていました。
戦艦陸奥の錨鎖は実物を手に取って見ることができました。
超重かったです。(10キロぐらい?)その他、ポスターやら新聞やら記念品やらガチャガチャしたものがたくさん展示していました
(※多くて、あまりにもマニアックなので写真は撮っていません)
この日は夜の赤レンガ倉庫のプロジェクションマッピングを見る予定で、まだまだ時間があったので、ロケ地を変更。第23航空隊のほうにバスで向かうことにしました。
- [ 第23航空隊見学]
格納庫です。高くて広い!
屋外では自衛隊のガンシップやら追跡専門のヤツやら、ヘリコプターが展示されていました。格納庫ではローターの展開実演がされていました。
このヘリコプター、実はあの「いずも」にも載っているんだとか。
大体10分ぐらいで展開完了し、飛べるのですから画期的です。
そして一日の最後にはヘリコプターの飛行でもショーがありました
動画も有りますが、うるさいし風は台風みたいだし、とにかくバリバリでした。
(※うまく言語化できません)
その後航空隊も海上自衛隊も全てのスケジュールが終了し、サマーフェスは終了しました。
ここまでの感想としては何といっても潜水艦に立つことができて本当に楽しかった。
また、普段の舞鶴鎮守府ならば良くて艦船に入ることができる程ですが、この日はすべての船に見学することができた。同時に自衛官の方に質問をすることでウンチクを聞くことができたのでとてもいい機会になったと思いました。
本来は見学する予定がなかった「第23航空隊」も最終的には充実していた。空を飛ぶ乗り物自体あまり近くで見ることがない我々にとって説明と実演をすることで国を守るための組織について理解を深めることもできたと思います。
- [赤レンガプロジェクションマッピング]
6時過ぎになりお腹も減ってきたのでとれとれセンターに行くことにしました。
そこで「サーモン明太丼」をオーダー。スゴイ具の量でした。
パパッと済ませて赤レンガに戻ります。日没後、周りは薄暗くなりプロジェクションマッピングの設置は完了してました。テレビ局の取材班などもスタンバっており結構見物人も集まっておりました。
このように倉庫の2階の窓に投光器を設置して赤レンガ倉庫で囲まれた壁すべてに絵が映し出される新しいタイプの演出でした。人が多いとは言っても普通に歩きながら見れる感じで快適でした。1回の上映は15分ほどです。
見たことがある他のプロジェクションマッピングというと、ゴールデンウィークに姫路城でたまたま見かけたのですが花火大会顔負けの混雑具合でまともに見ることができませんでした。
そういうこともあり、この日にプロジェクションマッピングも見ることができて良かったです。
- [帰り道と次の日]
バイクで来ていたのですが、夜中になり連休とはいえ高速道路を使わなくても道が空いていると判断して27号線と9号線で帰ることにしました。
ところがドッコイ、真夏でも山間部はとても冷え込む上に外灯が全くないのでいつも以上に運転に集中しなければいけないのでドップリ疲れました。
(※朝から夜まで外出していたこともあったので)
さらに艦これのオンリー販売会当日は朝からしっかり雨でしたので「もういいだろ~」と諦めました。
それでも前日の充実感はこのブログを書いている10月現在でもしっかり覚えているのであまり後悔はしていません。海は好きだし、若狭湾は海も山もキレイでした。
可能であれば来年もまた行きたいと思います。