世界遺産白川郷サイクリング

  • 3度目のチャレンジ

久しぶりのブログ更新です。

表題の通り、白川郷に自転車で行ってきました。

三月に入り、北陸でもかなり晴れる日が多くなり、気温も上昇してきました。

実際石川県に滞在するのも仕事の都合上、長期出張ということで4月には関西に帰るわけで、金沢(実際には白山市)を拠点にできるの時間も長くはない。

ここに住むことが確定した日から「これなら日帰りで白川郷にサイクリング行けるぜ」

と思い立ってかなりの日が経ちました。

 

今週末しかないだろ

 

仕事の疲れか、体調不良で土曜日は寝込むとして、2017/3/12(日)に白川郷サイクリングを決行することにしました。

この日まで何度も試みた白川郷ですが、土砂降りや、BB故障といったトラブルが多く、うまくいかないサイクリングが続きましたが今度こそは!

と意気込みました。

AM4:30起床。天気は晴れ。気温は…ー1℃と冷え込むが…走れるコンディション

石川県山側環状線金沢大学前→富山県突入→福光と何度も走った道を日没前に淡々と走り、あっという間に高清水山の手前に。医王山と福光は気温ー3℃とかなり寒い。

山に入る前にデイリー山崎で大量のパンを購入。

この先40キロはコンビニやスーパーが一軒もない林道なので。

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相倉合掌造りにチャレンジした1月の時はロードバイクのBBがガタガタで相当しんどかったですが、今のDEFYはコンディション良好。

10キロの登りもそこまでしんどくありませんでした。

山道は相変わらず雪の壁。もう慣れた。

3000mの五箇山トンネルで下りに突入。そこを抜けると1月に訪れた相倉合掌造り。

「また来てしまったぜ。でも今日はこの先30キロの白川郷だ!」

相倉合掌造りを後に白川郷を目指します。

 

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  山を物凄い勢いでくだり、一気に川や池のある五箇山の谷へ。

庄川と呼ばれる川の上流を走り続けると白川郷です。

ほぼ360度白い山に囲まれた大自然を全身の毛穴で感じながら白川郷を目指します。

だいたい気温がー3℃で、心筋代謝を高めるのですぐにお腹がへります。

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道中にも合掌造りが。村上家というとこらしいです。

五箇山を過ぎてからは小さなアップダウンが続き、どちらかというと登り基調です。道の駅「上平」で休憩。

ここで残り16キロ。感覚的には意外とあっという間です。

そして石川県→富山県ときて岐阜県白川村に突入します。

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AM9:45

白川郷とうちゃこー!

始めに訪れたのは道の駅でした。

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トイレ行ったりちょっくらコーヒーとパンを食べて集落に向かいます。

もう入り口から相倉合掌造り集落とは圧倒的に規模が違うのがわかります。

まず人が多い。

合掌造りはもちろん、その他建物が多い。

コンビニがある←ココ超重要!

90キロ走ってきて前にも言ってたように自転車と同じ「シンプルかつ合理的」な建造物がたくさんあるので感動しました。

とりあえずお風呂だよ。

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AM8:00くらいまでなかなか気温が上がらずとにかく寒かったのでお風呂は凄く気持ち良かったです。

お風呂入って、サイダー飲んで一服して、ようやくお待ちかね白川郷散策!

ざっくりと冬の白川郷の写真を紹介

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スゴイスゴイ。合掌造りがありのまま…と思いきやよく見ると近代化改修されている物件もある模様。

それにしても集落として成り立ってるし、スケールも大きく見どころたくさん。

それから山の上から集落を一望できる展望台へ自走。

シャトルバス代は自転車なんでタダっす。

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なんてゆーか、限界集落でありながらヒトの知恵と団結力が寄り合ってここで昔から生活が成り立つことに人間の可能性を感じる風景でした。

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それにしても観光客が多い!韓国人中国人の自撮り棒何とかならんか?

ンでからゴミが多い!残念すぎるぜ!クルマで観光しに来る連中…

とりあえず下山。お土産を買ったり追加で写真をバシバシ撮るぜ!

↓お土産だよ

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ロードバイクと合掌造りのツーショット+その他

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マンホールまでオリジナルとは…

かなり堪能できたところで、帰路に。この日は日曜日で明日は仕事で家まではまだまだ90キロ近くあるから早めに出発しようかと。

さらば白川郷

  • 帰り道の寄り道1・菅沼合掌造り

帰り道の白川村から五箇山まではどちらかというと下り基調で楽ちんでした。

菅沼合掌造り集落まで戻ってきて、せっかくなのでちょっとだけ寄り道することに。

ここに寄れば合掌造り集落は相倉、菅沼、白川村と全てコンプリートなので。

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静かだ…ここは良い。

時間の流れがゆっくりで、落ち着いていて、どこか暖かいと感じる。

ここでバスガイドさんと観光客軍団登場。

ガイドさんが暇そうなので写真をお願いしました。撮影後のやり取り。

ギルスパ「ありがとうございます。」

ガイド「さっき白川郷にもいませんでした?」

ギルスパ「金沢から自転車で往復っす。こんな格好じゃ目立ちますよねw」

ガイドと観光客「エェェ~!?」

ちょっと恥ずかしかったっす。

何はともあれイオナと海じゃないけど冒険できてよかった。

俺はクライマーだ!山の登りで足なんかついてたまるかよ!!

帰りの五箇山は足の疲れも溜まっており、相当キツかった。

ストラーバGPSログによると上昇308mを平均勾配7.3%らしい。

汗だくになっちまった。そんなこんだで福光のデイリーヤマザキでカップ麺を食べてると二人組のサイクリストが。しゃべる。

どうやら初心者で機材の値段が性能の全てだと思い込んでるヤツらしい。

ヤツラ「8万のアンカー乗ってるっス。14万の欲しいっす。11速が付いてるんで絶対速くなれるっス」

ギルスパ「いいっすねー俺もまだ10速ですねー」

ヤツラ「今日はどこは走ったんっすか?」

ギルスパ「金沢から白川郷です。もう一山超えて帰ります」

ヤツラ「え?え?ェ?」

※実家に60万のラピエール・ゼリウスがあるなんて言えねぇw

テキトーにべた褒めしてやり過ごすw

 

ヤツラと別れて出発。医王山を越えて金沢大学前を通過。

正直疲れてるのですぐにでも家に帰りたい。でも聖地巡礼を兼ねて温泉も行きたい。

往復16キロも走るの面倒だな…

 

だが温泉行くか!

 

アニメ「花咲くいろは」の舞台になった湯涌温泉は近くて安い。白鷺の湯があるので重宝しています。時間は微妙に少ないけど16キロの寄り道して湯涌温泉で疲れを癒す目的で寄り道することにしました。

 

 

白川郷の話はここで終わりにしようと思います。

この日はアニメの聖地巡礼プラス温泉で湯涌温泉を訪れてますので別の記事にまとめようと思います。

 

 

 

 

温泉ラッシュ

  • どーせ来るやろ?

仕事で金沢に引っ越し。あまり意識しなかったものの、温泉がたくさんある。

年末年始に実家を離れて少ししてから母から連絡があった。それがことの始まり。

母「そろそろアンタの顔見に行こうと思ってな。」

ギルスパ「うん」

母「どうせなら温泉旅行をついでに行こうと思ってるんや」

ギルスパ「うんうん。いいね、楽しんd…」

母「どーせ来ると思ってアンタの分も湯快リゾートで申し込んだで。2/4和倉温泉や」

ギルスパ「あ”い?」

 

というわけで、両親が顔見るついでに和倉温泉に「コイヨコイヨ」と招待してくれました。

自分自身も「和倉温泉って?」なるのでザックリご紹介

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能登半島のココラヘンです

ランデブーポイントは指定の旅館にチェックイン時刻にロビーで。

この日はまたまた珍しく晴れていたので朝は手取川を40キロだけサイクリング。

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天気が良く、もっと走りたかったですが時間がないのでほぼ全力で回すプラクティスを兼ねたライドに。予定が無かったらおそらく白川郷まで行ってました。

 

サンダーバードに乗って和倉温泉へGO。

車内は関西から足を運んで温泉旅行をエンジョイするぜ!と気合いの入った実際お金持ちそうなオッサンやBBAがたくさんいました。※ってうちの両親もそんな年頃よなw

 

駅を降りると和倉温泉では腕利きの名門旅館の送迎バスがたくさん停まってます。

「俺は歩きだぜ」

散歩・散策がてらでかいバックパックで温泉街へ歩き出してました。

温泉街の近辺や旅館の近くの風景です。

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「いいとこじゃん」

その後は両親と合流。部屋に荷物を置いてまたまたブラブラ散歩です。

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温泉はスゲー気持ちいい。

仕事は結構作業量が多くて残業も多い。肩こりなど上半身が結構疲れている中、アパートでお風呂するのは面倒なのでいつもシャワー。その反動もあってか、手足を広げて温泉に浸かれる幸せ。

それでも、やっぱり自転車で自分の足で山を越えたり川を縦断してたどり着いた風景や思い出のほうがしっくり来る。

そう頭の片隅で考えるあたり、もう自分は自分の力でどこか行かないと気が済まない自転車乗りのフレンズなんだと思う。

夕食はバイキング。第三ウェーブまで追い込んで、親父と日本酒飲んで爆睡。

 

次の日は金沢観光。雨でした。

まぁここ金沢に住んで降水量が半端なく多いことは前から分かっていたので雨装備でしたので問題なし。

金沢駅→近江町市場→金沢城兼六園→茶屋街→金沢駅のルート

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※写真は兼六園

兼六園の手の込んだ庭園は見どころいっぱい?

ギルスパ的にはあまりそうはならなかった。

この日の一週間前はというとロードオブホクリクライドでも紹介したように合掌造り集落を見て感じてました。

それを踏まえると合掌造りは厳しい山で「いかに生きるための家を建てるか」という過程を経て完成されたもの。

一方兼六園は大名たちが「いかに楽しむための庭園をつくるか」という過程を経て完成されたもの。

目的が全く逆で同じ進化でも合掌造りは「シンプルかつ合理的」兼六園は「複雑かつ情緒的

北陸に来て、その二つの文化に触れられて良かったと感じた。

 

追記:和倉温泉系列の旅館で販売されているケーキが一番おいしかったw

家でコーヒーと食べたかったので買ってしまったぜ。

 

大きな輪っかのしみこみミルク

大きな輪っかのしみこみミルク

 

 

でも購入できるらしいです。

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また温泉かよ!?

今度は会社の常務が山中温泉に連れて行ってあげるとのこと。

うちの会社はここに工場もあるので「工場見学もしてあげるよ」とのこと。

出張軍団はギルスパがリーダーなので代表して手土産に和菓子を購入。

その後の昼食は、奮発してすき焼き屋さんへ。

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すげー美味しかったです。ごちそうさまでした。

電車に乗って山中温泉駅へGO!  ※あまり気が乗らないな…

常務は関西からここまで来られたわけではなく、もともと家が近くで、帰省中とのことでした。

クルマの中…めちゃくちゃ気を遣うこと20分。工場へ到着。

見学。自分の本来の仕事を思い出す。千と千尋の神隠しみたいになった。

山中温泉街へとうちゃこ→もともと会社の社長の家(※今は文化財)でお茶会→温泉浸かる→30分自由行動→お迎え、晩御飯は工場の近くの居酒屋。

めちゃくちゃ気を遣う。→タクシーで駅へ。→「ありがとうございました!!!」

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※写真はお茶会のとこです。やっぱり同じ温泉街でもギルスパは海が好きなので和倉温泉のほうが…

電車の中で「あ~疲れた」後輩たちがいるとはいえ、口にしてしまったw

次の日はゲーセン行ったりガンプラ買ったりしてましたとさ。

 

 

ロードオブホクリクライドwith世界遺産「相倉合掌造り集落」

  • 奇跡の天気

1月最後の週末のこと。

金沢の一人暮らしが始まって見知らぬ土地、風土を感じてサイクリングしながら仕事も頑張るぜ…と思いきや、ジャングルのような天候に悩まされ、サイクリングできない時期が続いていました。

しかも1月は雪のピーク。関西と違い、ドカドカ積もります。

そんな雪のドカ積もりが一週間の前半に続いた1月の下旬、その週末…

晴れました。降水確率土日で0%!

朝起きて、窓あける→晴天

雪は溶けて路面はセミウェット。

 

…いくか!

 

いつもなら、どうせ雨なので閉塞された北陸のアパートでだらだらとしている週末ですが、今日は何か違う。

今しかない。そう感じたので山へ走りに行きました。

目的地は白川郷!と行きたかったですが…

:1月全く運動すらしていない

ロードバイクのBB死亡→ペダリング激重

:残業しんどいねん…

:最近太った?

以上4点の理由で白川郷までは行かずに、金沢大学がある医王山経由で富山県の福光というとこまで山道を走って、いずれは行きたい白川郷の予習をしようと思いました。

  • アパート→福光

出発は洗濯とかを済ませてゆっくりと9:00にスタート。グーグルMAPセンセーに従ってルートを進み、去年2016の12月、大雨で白川郷サイクリング一度はを中断した金沢大学の山「医王山」に1時間ほどで到着。

「ここで中断したんだよな」

温度計があるとこを見てつぶやきました。

しかし、見える風景が違います。

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雪降った後の山です。いろいろすごいです。

※雪に慣れてない感

歩道は除雪車の仕業なのか、完全に雪で埋まってます。

でも車道は雪が解けて乾いてます。

最高のコンデションです。

 

そこからスッと25キロほど山道を走るとあっという間に福光につきました。

到着まではBBの重さ、運動不足と太った?せいなのかいつもよりしんどいく感じる坂道を何とも思わず大はしゃぎしてました。※以下その時の写真

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1→富山県突入             2と4→MTBでやれよw

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3→イオナ

さて、福光についたものの、アパートからは35キロしか走っていないのでせっかくのチャンスがもったいと感じました。

 

そこで、気が済むまで白川郷へと続く道304号線を走ってみようと思いました。

少し進むと…

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あと20キロらしい。前調べが全くできていないギルスパが100%悪いのだが、世界遺産に認定された合掌造りの集落は白川郷だけではなかった。

後の調べで、この五箇山という地域の相倉合掌造りもまた世界遺産として有名らしい。

 

これでこの日のファイナルディスティネイションは決まりました。

 

…が、そこに行くまでの道のりは半端ではなく、乗鞍ヒルクライムのような坂道が続きます。

側道は雪の壁。

空が近い?

振り返ると相当登ってることがわかるくらいに町が低く見えます。

そしてとどめは長さ3000mのトンネル…自転車大丈夫か?

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トンネルの途中で登りが終わり、下りになってきました。

そのまま山道を5キロほど下ると…

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

合掌造りだ…

集落に入り、見学見学。

もちろん自転車で来るバカタレはギルスパだけでしたw

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合掌作りが世界遺産に認定された理由はざっくりと紹介すると豪雪地域に適した建築物であること。合掌造りに美を感じさせること。そしてこの集落で自給自足が可能なこと。海外の建築家たちによって高く評価されたそうです。

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そんな「シンプルかつ合理的」な合掌造りの建屋と自転車でツーショット。

「走るストーブ」とも呼ばれる自動車と違ってバイオエンジンで走り、エネルギー変換率90%を誇ると言われてる自転車もまた「シンプルでかつ合理的」

そんな物同士のツーショット。なんともエコな風景だ

※でも我々の生活が大量の消費社会で成り立っているのでエコだとか言うのはエゴだ!

 

ここまで来てよかった。

北陸の威風堂々とした山々を全身で感じました。

厳しい冬に一瞬だけ見せた山の素晴らしい風景に出会えたことに感謝したい。

と思える週末を過ごせました。

 

  • いつもの悪いクセ

「さて、生きて帰れるかな?」

これはギルスパがいつも帰り道にいうセリフだ。

 

というのも坂道が結構きつい。脚がそれなりにしんどい。

 

距離にして50キロほどだけどなぁ…

 

運動不足ということもあって来た道を、特に下ったセクションをもう一度登ると思うとすこし萎えます。

とはいえ、気長に帰り道はゲームのこと、ラーメンのこと、明日はどうするか?

といったことを考えてると金沢大学まで帰ってきました。

悪いクセはここで出ることに。

ライドの終盤ほど補給をおろそかにすること。

 

実は100キロほど走っていながらカロリーメイト4本しか食べてない。

本来なら80キロでそろそろコンビニや牛丼屋さんマクドナルドに入っておきたいところ。

「もうすぐもうすぐ」

と焦ってしまい、体のコンディションはガタガタに…

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日没までには帰宅。

久しぶりに走ったせいかとてもダルく、食欲もわきませんでしたが、とりあえずコンソメスープでパスタを食べてこの日は11時間寝ました。

 

次の日、

起床して、仕事に行かなくてよい日曜日の朝に感謝w

生活費の話+その他

  • 節約生活を目指したはずが…

お久しぶりです。今回は反省会もかねてお金の話。

人生初の一人暮らしですが、「食費は一か月¥20000まで」という目標でやってきたけど…

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やっぱりダメでした

 

1月15日あたりで既に¥10000を十分越してしまっている。

北陸は寒くて、仕事も残業が多めでたくさんご飯を食べてしまうのは仕方がないですが、おかずはボチボチの量で白ご飯をたくさん食べたら良いことは頭では理解している。

 

これを見て一番反省しないといけないのは一度の買い物の金額が高いということ。内訳まではここで紹介しきれないが、

とにかく買い物中に「あれも欲しい、これも食べたい」

といった感じで、ついつい買い足してしまっているとこ。

本当に必要な買い物の目的は主食のお米を除いて、野菜、お肉、牛乳、納豆

ぐらいのはずが、お菓子や、冷凍食品を買ってしまう。

 

平日はほとんどお金を使うことなく、昼食もお弁当を作って節約しているのに買い物のやりくりがヘタクソなせいで台無しに…

2月にはこれを克服しないとな。

 

  • ふと思いついたこと(※親の遺伝とかの話)

で、この買い物のクセはおそらく母親のクセにそっくりだな、と思った。

実家にいるとき、自分と親父はシャンプーに「メ〇ット」を使っている。

※自分はダヴのほうが良いのだが…

で、そのメリットを「安いかったから」という理由でつめかえを7パックぐらい買ってくる。

「どーすんだこれ…」

約1年分のシャンプーのストックが溜まってたり、約半年分のコーンフレークやマヨネーズのストックがあることも。

 

そんな、「安かったから」でついつい追加の買い物をしてしまう点や、楽観的な思考ルーチンは恐らく母親の家系に共通らしいのでそちらの血を継いだのかと思うわけ。

 

一方身体のほうは、モヤシ。でも時給型。

これは父親寄り。父親は㊚3人兄弟だが、みんな登山とかすげぇらしい。

特に登山に興味が無かった若かった頃の親父もいきなり10キロの重装備を背負って富士山達成したとかなんとか。

 

とにかくだ、2月からは節約ガンバルぞ!

2017初走りオーバーナイトビワイチwith白髭神社初日の出

  • 2016年末年始帰省

2016年12月28日に長期出張中の金沢における年内の仕事が終了し、実家の京都に帰省しました。

翌日、ギルスパはお昼の13:00から本来の勤務先の納会があるにもかかわらず…

「やっぱホームのサイクリングはさいこーだぜw」

とか叫びつつ、宇治川浜大津→山科→京都の75キロコースをサイクリングを実施。

で、その後「まずった。時間がねぇ」というわけで会社の納会にぎりぎりセーフ。

納会は新大阪のホテルのホール貸し切りによるビールパーティー。

中間報告ということでみんなの前でビシッっとしゃべることができた。

その後、ウエパー梅田店に行ったり、終電までバーや居酒屋を5店回ったりと2016年最後に職場の仲間達と、とても楽しい時間を過ごしたわけです。

 

これで本当に満足か…?

何度も脳裏に浮かぶ、そのワードの訳は2015/12/29にアキレス腱損傷によりリタイアした四国一周自転車旅。

その続きをするのか?他に満足できるようなロングライドツアーをしなくてもいいのか?「それ」抜きでは2016年を終わらせるのは名残惜しいと思ったからです。

 

とはいえ、長期出張にて一時帰省中であることから、銀行、散髪、挨拶、定期の払い戻し、とやることが非常に多く、四国一周のコンテニューは叶わなかった。

 

  • 2017初走り企画

12月30日、友人に北陸のお土産を渡したり、ゲーセンでガンスリンガーストラトス3をプレイしたりと、遊びほうけていた。

帰宅後、アパートにはないウィンターシーズンの魔物「こたつ」でゴロゴロとSNSを閲覧していると、「近畿一周」「東京→大阪キャノンボール」「大阪→岐阜帰省ロングライド」と皆さん、楽しそうなサイクリングを検討されているみたいで、今からでも自分も何か自転車旅できないかと考えた。

…で、いいことを思いついた。

それは初日の出を特別な場所から見ること。

パパっと近畿県内で初日の出スポットを検索すると、滋賀県白鬚神社が良いらしい。

そこはビワイチをするとき必ず通過するところであり、反時計周り浜大津から140キロの地点、そして日の出時刻は7:00.

 

これならいける!

 

思いついたツアー内容は以下の通り

2016/12/31の23:30に出発。オーバーナイトによるビワイチを実施。

2017/1/1の7:00までに白鬚人社に到着。初日の出を見る。

その後京都に帰る。

 

オーバーナイトはしたことがないから経験のためにもなって一石二鳥だぜ

と思い、やる気満々になってました。

…この時はまさかのシビアコンディションであることも知らずに。

 

  • 初走りビワイチオーバーナイトwith白鬚神社初日の出ライド

予定通り出発、年末は寒い。一年前の四国を思い出すぜ。

というのもあっという間で、走り出すとすぐに温まります。

五条坂付近では除夜の鐘を聞こうと大勢の観光客が清水寺に集まっていました。

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※道から見た清水寺のどっか

その後、浜大津の手前の坂道で0:00を迎えて、2017年突入。

あっという間に琵琶湖大橋まで到着。当たり前だが道には誰もいない、クルマもほぼ通らない。

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※左に見えるのが琵琶湖大橋

 

琵琶湖大橋付近のコンビニで休憩、自前のおにぎりを食べておく。

てゆーか…変なヤツ、訳ありっぽいヤツしかコンビニにいねぇw

琵琶湖大橋を後にして琵琶湖の北を目指す。

 

時速30キロ前後と順調なペースで琵琶湖の道を走行していたが、近江八幡市の突入したあたりでいきなり路面がウェットになる。

その後、嫌な予感が確信に変わる

「まずい…?雨だ」

北に行くほど雨がきつくなり、カッパを持っていなかった為、体温を徐々にうばわれます。「とにかく止まらすに走り続け心筋代謝で体温をキープしないと…」と一瞬引き返そうかと考えていた次の瞬間…

水たまりに隠れていたアスファルト段差にとられて落車しました。

バイクはブラケットがズレた以外は無事。ヒザは分厚いウィンタータイツのおかげで擦り傷で済んだ。

 

※この時はずしていたグローブ紛失+タイツが破れてしまう

 

動揺しつつも目的を達成するために走り続けるが、落車が原因と思われるタイヤのサイドウォールの傷が原因となり米原市付近でパンク。

引き返すことに。この時点で家を出発して88キロ。

なぜかこの日に限ってパンク修理キットなし、予備チューブなし、輪行袋無し、時刻は3:30.絶望的。

 

2時間かけてリアタイヤパンクしながら50キロ走って琵琶湖大橋に。

ここで地図を開くと白鬚神社までは22キロ、ここまでパンクしながら走ってきた速さは時速25キロ。

 

行くかぁ?

どうしようか迷ってると、キャノンデールに乗ったサイクリストが白鬚神社方面に走っていくのを発見。

自分だけじゃなかった。まだだれか通るかもしれない…!

パンクしてもビワイチできなくても初日の出を見れたら丸儲けじゃないか!

 

なぜかあっさりさっきのキャノンデールに乗ったサイクリストに追いつき、しゃべりかける。彼の名前はツイッター上で「雨太郎」さん。

なんと彼も自分と同じで初日の出を見るために白髭神社を目指していたとのことで、一緒に行くことに。

 

ギリギリ白鬚神社到着。止まると寒く、準備しておいた毛布が役に立つ。

ものすごい数の車が路駐してあり、コンビニ、私有地関係なく駐車し、大型車両が立ち往生しているとんでもない光景でした

「混むに決まってんだろw」

バイオエンジンで走る自転車は大勝利でした。

 

琵琶湖に浮かぶ鳥居と残念ながら曇ってる夜明け前の空が非日常的で素晴らしい。

初日の出時刻までにいろいろと写真をパシャパシャ

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そして曇りつつも初日の出は見ることができるのか!?

 

見えませんでしたw

 

実は「雨太郎」さんはカメラマンが本業らしく、ペンタックスのドデカいカメラをお持ちで、後に送ってもらった写真はさすがにキレイでした。

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※ほぼ同時刻に撮影された写真。写り方違いすぎだろ…

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おそらく日の出後。2017の夜明け。京都へ帰ろう。

 

その後、「雨太郎」さんに予備のチューブを分けてもらい、応急処置をして浜大津を目指します。

だいたいチューブを分けてもらった場合は¥1000払うのが相場だと思ったのですが、

「今後困ってる人がいたら同じように助けてあげてください」とのこと。

やっぱり自転車乗ってる人って良い人多い。自分も初心に戻ってパンク対策して、困ってる人がいたら助けてあげようと決心しました。

その後は睡魔、落車のダメージ、100キロに及ぶパンク走行による筋肉痛等ボロボロになりつつも浜大津に到着。

 

ここで、雨太郎さんと別行動。

 

「チューブ本当にありがとうございました」

 

そう言って実家を目指します。

帰りは初詣など大渋滞でした。

  • あけましておめでとうございます

家に戻ると、

「おばあちゃん家行くで」

と母親に言われて、買い物を手伝うことに。

なんと、じいちゃんがもって帰れないのに朝から家電屋さんに並んで灯油ストーブを¥3000で買ったとか。

それで運んで欲しいとか。

 

「まぁいいや」といって飲み食いだらけのお正月が始まるのでした。

 

 

サイクリストの初心、パンク対処を忘れていたことで思わぬピンチに陥ったサイクリングになってしまった。

ビワイチできなかった、

雨にあった、

落車した、おまけに手袋も落とした、

でもかけがえのない仲間と出会えた。

そして何より運動した後のご飯はおいしい。

 

まぁそんなことで、2017年のスタートでした。

※以下帰り道の雨上がりの時の写真

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デスレース2016

お久しぶりです。

ヒマなのでちょこっとしたことでブログを更新しようかと。

 

流行りのオンラインRPG「PSO2」

私は初代PSOのゲームキューブ版をよく友達の家で遊んだものです。

その、PSO2にて、石川に引っ越すタイミングとほぼ同時に、セブンイレブンとコラボキャンペーンが始まりました。

指定されたアイスクリームを購入してポイントを貯めると限定アイテムと交換できるというもの

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目玉のアイテムは15ポイント。つまりはアイスクリーム¥1500分…

「このクソ寒い時期にアイスクリーム¥1500だと…クレイジーw」

→「だが行くか!」

決行しました。

 

かなり贅沢になりますが、仕事上がりにコンビニに寄って、コーヒーと

¥200のチョコレートのアイスクリームを買えばすぐであると思いました。

出張ということで初めての仕事に慣れていきつつ、仕事が終わってコンビニへ。仕事終わりのコーヒーと甘いものは美味しいものです。

 

…が、ある日いつも通りセブンイレブンに寄ると、¥200のアイスクリームが無くなってました。

他の店舗にも脚を運びましたが、やはりない。

考えられることは…アイスクリーム陳列の入れ替え…!

 

キャンペーン商品の代替品もなく、それをやられたら写真2枚目の中からは「スーパーカップ」と「ブラック」を一つづつ購入するのが最良の選択となります。(ブラックのみでは¥100未満なのでポイント無し)

しかし、これでは仕事上がりに食べきれない…

 

でも頑張りました。仕事が終わって晩御飯を自炊し、お風呂上がりに無理やりアイスクリームを胃袋に詰め込む。

「こりゃデブまっしぐらだな」

その一部始終がこちら

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誰がこんな真冬にコンビニ行ってまでいつもスーパーカップとブラックばかり買うかよ!?

この状況下に置かれた時点ではあと制限期間内に真冬の北陸でスーパーカップ7個+ブラック6個を食べつくす計算に…

まさにデスレース!

それでも何とか15ポイント貯めることができ、後は自己満足の塊、ゲーム内のアイテムコード(アクセサリー:ダイヤモンドダスト)を入手しましたとさ。

副産物としてはセブンイレブン独自ブランドの「プレーンビスケット」を砕いてスーパーカップに混ぜて食べるととても美味しいことを発見できました。(オススメです)

 

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めでたしめでたし。

実家を離れました

  • 一人暮らし始めました。

仕事の都合で2016年12月から2017年3月いっぱいまで石川県で一人暮らしすることになりました。

※この記事を書いてる時点では既に2週間は過ごしてるわけですが…

住むところはアパート「レオ〇レス」です。

↓こんな部屋だ

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あぁ…やっぱり自転車持ってきてしまったぜ。

会社からは実家に帰る費用は一か月に一回支給するとのこと。

今わかっている帰るタイミングとしては

1:年末年始

2:免許の更新

ぐらいです。

  • 生活について

とはいえ、実は学生の時も一人暮らしは学生の時も全く経験がなく、不安で仕方なかったのですが…

 

なんということでしょう、問題なく自炊生活を送っています。

 

これは1週間、母親から料理のキモをレクチャーしてもらったおかげです。

あとは洗濯、食器洗いは普段からやってたので、あまり特別な感じはしなかったです。

 

もともと飲食店の厨房で4年間アルバイトをしていたこともあり、料理はすんなりとこなすことができました。

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ここ最近は野菜が高いので、野菜多めで栄養を意識するのもいいですが、食費が掛かり過ぎているように感じます。

もっと麺類やお肉を増やしても問題なさそうです。

多分

 

というのもアトピー持ちのギルスパは、動物性たんぱく質に敏感で、食生活がアトピーの症状によく出ます。

…で、今は実家より調子が良い。

これはお肉が少なく食生活を送れている証拠。

 

  • 家の周辺について

なーんにもないです。

不便です

ゲームセンターに行くのにバスで45分、しかも往復800円もかかります。

幸い、スーパーとドラッグストアが近いので難民ではないです。

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建造中の北陸新幹線。ご覧の通り田んぼのど真ん中。

 

それでも何とかロードバイクとパソコンを苦労して持ってきたので、

晴れていればサイクリング。雪が積もればネットゲームができます。

 

北陸の寒さに負けないようにしないと。

それではまた